2021年8月16日月曜日

キングジムの電子ノート「フリーノ」FRN10を買ったよ!~使用編

 ハイ、今回のネタも前回に引き続きフリーノでございます。

フリーノって何?って人は、前回投稿読んでくれると嬉しいです。

 

とりあえず1週間ほど本運用してみたので、気になったところとかをメモ。

今さら散々ネタにされた製品なので、レビューも何もないとは思うんですが、購入予定の方の参考になればなぁと思います。

不満1 PDFリーダへの追記中の、消しゴム機能がやたらと反応悪い

これですね、地味にストレスです。こすっても消えず「あれぇ?」と思ってガシガシやってたらバッと消えるという、微妙なタイムラグがあります。会議資料なんかに追記してるときにやられるとですね、このもたつき具合は中々エグイものがありますね。

 

不満2 PCからMTPデバイスとして認識させているときの挙動

SDカード内に資料を格納してて気づいたんですが、PCからフリーノをUSB接続してファイル書き込み・削除を行った際に、MTPデバイスのSDカードのエクスプローラ表示と、フリーノ内のファイル表示が一致しない事態に陥り、パニックになりました。

具体的にはWorkフォルダ内に、A.pdfとB.pdfとC.pdfが入っており、A.pdfをエクスプローラ上から削除してもフリーノからは見えています。コレ、単に見えているだけじゃなくて普通に開けちゃうんですよね。こいつはおかしいとmicroSDを取り出してカードリーダに接続し、再度チェックしてみたところ、ファイルは削除されずに残っていました。どうもフリーノ経由でアクセスした場合の表示と、microSDをカードリーダに接続してアクセスした場合の挙動が違うみたいです。しかしながら、削除されたはずのファイルが残っているというのは、どうにも不可解。まぁ私が動作保証外のmicroSDを使っているのが原因なのかも知れませんが。。。


不満3 落ちる!

これはですねー、いやぁ本当に驚きました。まだ遭遇しているのは1回だけなんですが、これまたPDFリーダになります。ファイルを開いてみていたらいきなり「応答なし」の表示がががが。まぁ暫く待っていたら復旧して、以降は問題なく使えていたので一時的なものだとは思うんですが、特段リッチなドキュメントでもないのに、まさか落ちるとは。。。これに関しては今後のアップデートに期待するしかありませんね。


不満4 ペンが大変アレです

これ、付属のスタイラスに関してなんですが、「痛い!!!!」んですよね。書き味は悪くないんですが、角が地味にとがっているせいで、ずっと書いてると指がしんどくなってきます。まぁSHARPのWG-S50に付属していたペンよりは数段マシでしたが、価格帯が価格帯だけに、もう少し頑張れなかったのかなーと、ちょっとがっかりしてしまいました。


不満5 パスワード入力画面がもたつく

内容が業務に絡む事が多いので、パスワードでロックをかけて使ってるんですが、このパスワード入力画面がちょいちょいもたつく。パッと開いてメモりたいのに、それが出来ない。これ何とかなってくれると嬉しいんだけど、ダメですかね。。。


不満6 電池もたない!

カタログスペックだと、ノートの記入1日10分で10日持つって書いてありましたけども、私みたく一日フル使用すると、午後には電池残量30%とかになってしまいます。バックライトオフにしててこれなので、もう少し持ってくれないかなぁと思っちゃいますね。この辺りは、残念ですが以前使用していたWG-S50に軍配があがります。

とまぁ、一週間ほど使ってみての不満点とか、気になった点諸々になります。ソフトウェアのアップデートなんかで何とかなってくれそうな所(落ちるとか)については、今現在までのサポートの姿勢を見る限り、結構期待出来るんじゃないかなぁと思ってます。

 

ペンを何とかする

追加購入品で何とか出来そうな不満点はペンの問題のみ、というわけで交換品を探します。1週間どころか、到着して2日目にしてペンの代替品を探しにネットの海に漕ぎ出すとは、考えもしませんでしたが、幸いよさげな製品を発見。


STAEDTLER Noris Digital

ステッドラー ノリス デジタル 

https://www.staedtler.jp/digitalpencil.html 

ステッドラーといえば、私の愛用するボールペン「アバンギャルド」シリーズの販売元であり、そこが作ったスタイラスともなれば、これはもうハズレの心配は皆無でしょうということで即決!

したかったんですが、ノリス デジタルのほかに、ノリス デジタル ジャンボってのがあることが判明して困惑。確かにある程度の太さがあったほうがいいはいいんですが、あまりに太すぎるのは論外というか、逆に使いづらいです。かといって、ノリスデジタルが思ったほどの太さが無いとなると、それはそれで困ります。

太すぎても細すぎても駄目ってことになるわけで、こういう場合本物が触れるのが一番いいんですが、残念ながら陸の孤島である我が宮崎県では、こんなニッチな製品置いてるお店なんてある訳がありません。

で、フリーノ買った時のポイントの残高もあったので「いいや!8割方アタリなの分かってるんだし買っちゃえ!!」となりました。どうせなら無難なジャンボじゃない方を。

ただ、鉛筆が1本4000円以上って、考えたら凄い話ですね。

 


んで、届いたのがこちら。ステッドラーらしいパッケージですな。



中身がこちら。本当に鉛筆にしか見えない。すっご。


書き心地は・・・紙感凄い!

早速試してみた感想ですが、これは本当に電子ノートなのかと、紙に水性サインペンで書いてる時のあの感じが凄くて頭がバグりそうになります。なんというか、紙感が凄いんですよね。具体的には書き味としては純正よりツルツル感があるんですが、ペン先が微妙に「ぐにゅっ」とした感じがあって、何というんでしょうか、白紙を3枚ほど重ねているところにメモ書きしているような、そんな感触なんですよね。ガラス質の固い所に、樹脂製の固いスタイラスでカツンカツンと言わせながら書いていく、あの感じとは明らかに異なります。ペンは6角形なんですが、角のアーチも緩すぎず、かといってきつすぎない絶妙な感じで、成程、これなら4000円払って買う人がいてもおかしくはないね、と思わせてくれます。

あと驚いたのが比重とバランス。この手のスタイラスって、タッチ機構のあるペン先にどうしても比重がかかるため 、先端の方が重たくなる傾向にあるんですが、それが無いんです。本当にHBとかの鉛筆のあの感じなんですよね。中央でバランスが取れる感じ。コレ開発陣相当大変だったんじゃ無いかなぁ。


色々書いたけど、盲点も・・・

まぁわかっちゃいたことなんで盲点も何もないんですが、純正スタイラスについていた「反対側で消しゴム」の機能は無くなってしまいました。ただこの機能、正直あまり使ってなかった(上に書いた消しゴムツールの不満から)ので、そこまで困らなかったですね。


いよいよ理想的なメモ環境が整いそうです。あとは1年ほど使い込んでのヘタり具合なんかも、ネタに出来たらいいかなーと思ってます。


ではまた!

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