ラベル PC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル PC の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年3月9日日曜日

PIPC版Officeが突然ライセンス認証エラーになった時の対処法


 

 どうも皆様ぐーてんもるげん。新年早々コロナとか色々喰らってやられっ放しな私です。

今回のネタはOffceのライセンス認証。

PIPC版Office(ハードウェアにライセンスが紐づくタイプのOffice)でもパトロール認証の対象になったよ!ってお話を以前記事にも書いたんだけど、これがとんでもない事を最近連続でしでかしてくれたので、対処法を含めて備忘録的に残しておきます。

 

対処1:インターネットに接続した状態でOfficeを開いて、更新オプションから「今すぐ更新」を行って再度認証してみる

1.Officeを起動します。Excelでも何でもいいです。

2. サインインを促す画面が表示されます。「プロダクトキーを所有している場合」を選択します

ここではサインインする必要は無いです。というか、しない方がいいです。多分。


3.プロダクトキーの入力画面が表示されます。プロダクトキーの入力は行わず、×で閉じちゃいます

デジタルアタッチ版じゃない場合は、ここでプロダクトキー入力すれば再認証出来るかも。手元にデジタルアタッチ版じゃないOfficeが無いから検証出来てないけど。


4.とりあえずOfficeが起動します。「アカウント」をクリックします

この画面への辿り着き方さえ、マイクロソフト公式には無い。大体、上で紹介した「プロダクトキー画面開く→×で閉じる」って自力で発見できるワケねーだろ!!と思うのですよ。PCの製造メーカサイトだとあがってる所がちょこちょこあるけど、どこの製品のサポートしてんのかっておらび倒したくなります。


5.「更新オプション」を選択して更新処理を行います

メモを取り忘れたけど、確かいくつかメニューが出てきたはず。「今すぐ更新」的なニュアンスのものを選べば多分OK。

6.更新処理が始まります

オフライン状態で使っていた期間にもよりますが、進捗バーが表示されないので、本当に進んでるのか?って信頼出来ないレベルで時間がかかることが多いですが、回線さえちゃんとしてれば多分動いてます。10分以上は覚悟しておいた方が良いです。


7.更新処理が終わったら再度解決ボタンを押してみます 


これで治れば、正直かなり軽傷です。お疲れ様でした。


対処2.マイクロソフトサポートに依頼する

ぶっちゃけ、上記手順はメーカサイトとかでも公開されてるんだけど、これで治らなかった時が非常に面倒くさい!というか、私の経験上8割近くは治らない。以下対処法を記載していきます。

用意するもの

1.有効なマイクロソフトアカウント

問い合わせをするときに使います。

2.問題を起こしている端末

3.それなりに快適に動作するインターネット回線

4.ある程度溶かしても構わない時間

5.不満を飲み込めるゆとりある大人の心 

なお、この方法は平日だと9:00~18:00、土日だと10:00~18:00の間しかうけつけて貰えません。特に土日は平日にサポート依頼出来なかった方の連絡が殺到するみたいで、かなり待たされる可能性があることを覚悟しておいた方がいいです。

手順1:ブラウザにhttps://aka.ms/online と入力

マイクロソフトサポートに問い合わせると「http://aka.ms/csjp」のURLを案内されますが、これから説明するサポートサービスの利用方法が延々記載されているだけのリファレンスなので、ぶっちゃけ役立たず 結局上記URLにアクセスせざるを得なくなります。


手順2:マイクロソフトアカウントにログインします

ログインしておかないと、この後先に進めません。 今回の対応で後に問題があった場合に、再度の問い合わせでも使うので、ログインに使用したアカウントはちゃんと覚えておいた方が良いです。


手順3:ヘルプ依頼をかける内容を検索窓に入力します

今回だと「Officeのライセンス認証が出来ない」とかでいいんじゃないですかね。

セルフヘルプ記事がズラリとならぶのをしばらく待ちます

内容は上記で紹介した是正手順とか、管理者で端末にログインしてみるとかなので、詠み進めて貰っても良いと思いますが、時間もったいないしさっさとサポートに投げちゃった方が良いと思います。


手順4:下までずーっとスクロールすると、「サポートへのお問合せ」ってボタンがあるので、クリックします。

未ログイン状態だと「 サポートにお問合せになるには、サインインしてください」ってボタンに変わるみたいですね。


 手順5:製品とサービスの選択画面が出るので「Microsoft365とOffice」を選びます


手順6:カテゴリに「製品のアクティブ化」を選びます

これを適当に選ぶと、この後の問い合わせで無駄に時間を食うのでちゃんと選びましょう。めんどくさいですけどね。

 

手順8:問い合わせ方法を選びます

今回のトラブルはチャットボットでの対応は出来ません。有人チャットサービスも使えなくは無いんだけど、機械翻訳を駆使して対応する屈強な海外サポートに繋がれることがあり、トラブルの内容とこちらの意図が全く伝わらず、時間だけ無駄に溶けてストレスが爆上がりする事態になりかねません(実際になって私は発狂通り越して笑い転げたことがある)。ココは電話での問い合わせを選んだ方がラクです。 

手順9:電話番号の入力画面が表示されます

マイクロソフトからの折り返し電話を受けれる番号をハイフンなしで入力します。固定電話番号だけでなく、携帯番号も入力可能です。 


手順10:Microsoftサポートからの折り返し電話を待つ

窓口が空いていると、割と早く電話がかかってきますが、時間がかかる場合「嗚呼、こんなに困り果てている同志がいるのだな」なんて考えつつ、こればっかりは運だと割り切って達観した心で待ちましょう。

そうそう、この画面に表示されている「要求番号」は、メモか何かに残しておくと今回の件の継続サポートを依頼するとき、時間短縮的な意味で結構役に立ちます。サポートが終了するとこの画面確認出来なくなっちゃうので、この時間でスクショ撮るとかしておいた方が良いです。

暫くすると知らない番号から着信が入ると思いますが、慌てず騒がず、音声ガイダンスに従ってプッシュ操作で進めていきましょう。録音への同意の有無を聞かれますが、これはどっちでも良いかと。私は殆ど同意しないを選択していますが、今の所困ったことはありませんし。  


 

 

手順11:あとはサポート担当者からの指示に従う

恐らくクイックアシストを使用したリモートでのサポートを提案されると思います。デスクトップに散らかっている、見られたら困るタイトルの動画とか、ファイルとか、画像とか、壁紙とか、その他諸々は片付けておいた方が良いです。


リモート接続が完了したら、後はサポートに丸投げで良いと思います。どういう対応をするのか詳しくは書けませんが、大抵これで治ります。

 

完了後、アンケートのお願いがあると思いますが、これも答えるか答えないかはどっちでも良いんじゃないですかね。私はメッセージ残したことはありません。

 

これでOfficeのライセンスが戻っていれば成功!お疲れ様でした。

 

最後に

マイクロソフトさんよ、まえの記事でも書いたかも知れないし、イベントでお会いした社員の方にもお話したことあるんですが、真面目にライセンス買ってる人程手を焼いて、馬鹿を見る形態はマジでどうにかして貰えないですかね。割と。

あとさ、マイクロソフトはこの問題、オフィシャルに対処法をマニュアル化して。PC知らない人だと本気でパニックになるし、仕組みを知らないと「んだよ!良いカネ払ったのにマクロソフト製品ク〇じゃねぇかよ!!ざっけんなよ!」となり、「二度と買うか!」となってもおかしくないからね(じゃあ仕組みを知ってたから納得するかは別問題として)。

ちなみにだけど、一応公式のリファレンスにも今回の問題の原因(長期間オフラインで使わないでね)的な記述はあるんだけどね。

サポセンから記載ページのURL直接貰わないとたどり着けないレベルの所に。

そりゃあ確かに、PIPC版であっても、認証後定期的な再アクティブ化の為にネット接続が必要ですって書いてあるけどさ、書いてりゃなんでも許されると思うなよこの野郎なのです。ハイ。 せめてインストール完了後のメッセージで分かり易く表示するとかならまだわかるんだけど!

今回はデジタルアタッチ版ライセンス(プロダクトキーが添付されてないタイプ)の端末を長期間オフライン状態で使用し続けたOfficeが、突然ライセンス認証出来なくなった時の対処法を記載しているんだけど、恐らく端末の初期起動時にライセンス認証に失敗した場合でも、同じ方法じゃないと解決できないケース、あるんじゃないかな。

要は自分で頑張るのも大事だけど、ヘタに弄り回す前にさっさとサポセンに投げちゃおうよ!って事ですね。お金払って買ってる以上、利用する権利はあるんだからさ。

 

この記事が役に立って、4月から新生活を始めた学生さんや、駆け出しの社会人の皆様のストレスがちょっとでも溶けてくれれば幸いです。

 

ではまた!(・ω・)ノシ


2024年5月9日木曜日

Windows11非対応PCを無理やりアップデートしてみたよ!

どうも皆様ぐーてんもるげん。いかがお過ごしですか?

GWはオフ会で殆ど体力と時間を使い果たした私です。

今回のネタはWindows11関連。

Windows10のサポート終了は2025年10月14日。何だよまだまだ1年以上時間あるじゃーんとか思っちゃいますよね。
が、夏休みの宿題的に締め切りが迫ってきた挙句、期限間近でバタつく的展開はご遠慮願いたい。
多趣味の子持ちの万年金欠生活であり、出来ることならハードの買い替えは避けて新OSに移行したいなぁとか思ってたりします。

と、ここで疑問、
「非対応ハードウェアにWindows11は本当に入らないのか?」
「無理やり入れたら一体どうなるのか?」と。

じゃあ、やってみようじゃないか!というのが事の発端。いえーい。

注意事項
本記事は「非対応PCにWindows11を入れたらどうなるのか?」を検証することが主目的になります。非対応ハードウェアにおいてOSを含む各種アプリケーションを使用することは、OSならびにソフトウェアの論理障害やハードウェアの物理障害の原因になる可能性があり、場合によっては極めてリスクの高い行為となりえます。また、非対応ハードウェアに対してOSの更新をかけた場合、メーカならびにMicrosoft公式からのサポートは受けられないと思った方が良いです。
本記事を含む、本ブログに記載している内容によって被った損害・損失については一切の責任を負いかねます。

先ずはインストールに必要な情報を集めてみます。
Windows11のシステム要件は以下の通り。

CPU 1GHz以上 2Core以上の64bit互換プロセッサまたはSoC
メモリ  4GB以上(8GB以上無いと「使う」のは厳しいでしょうねぇ)
ストレージ 64GB以上(アプデ適用することも考えたら100GBくらいあった方が現実的かも)
トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
グラフィック  DirectX 12 以上

この中で一番厄介なのがTPMのバージョンでしょう。
TPMってのは「Trusted Platform Module」の略で、暗号化用アルゴリズムエンジン、ハッシュエンジンなどを備えたモジュールになります。
古いパソコンだと1.2までしか対応していないんですが、コレがWindows11になると2.0必須になっちゃったんですね。

TPMの機能を使ってる代表格といえば、あの悪名高いBitLocker。
個人的には昔かなーり酷い目にあってるので、個人的には全然良い印象なかったりします(決してTPMが悪いわけじゃないんですけども)。
ちなみに、Microsoftが公開している「Minimum Hardware Requirements for Windows 11」によると、Microsoftが承認すればTPMサポートなしでの出荷もOKって書いてます。恐らくですが、一部の国家ではTPM認証自体が何らかの法律にひっかかる為、こんな対策を取ってるんでしょうね。

だったらさぁ、もう少し要件を緩くしてくれてもいいんじゃないかよあんちくしょう!!と思ったり思わなかったり。
まぁハードウェアを売りたいメーカとのしがらみとか、色々問題があるのかなぁ。。

だったらぶち込んでみよう!
実際のところどうなの?実害あるの?PC爆ぜるの?であり興味は尽きません。というわけで、犠牲者PCにぶち込んでみることにしました。今回登場したのは前回散々ネタにされたLetsNote CF-SZ6。
搭載されているCPUは第七世代Corei7ですので、しっかりWindows11の要件を満たしてません。やったね!!こやつにWindows11を入れてみます。
ちなみにMyDocument系のデータは全部SDカードに保存していますし、USBブートのリカバリメディアも作成済みですので、システムドライブがぶっ飛んでも全然痛くなかったりします。
※環境の再構築に少々時間がかかるのは面倒ですが。。

今回は検証目的ですから、可能な限りプレーンな環境で実験したい!
というわけで、作業前にPCをスッキリさっぱりリカバリして、工場出荷状態に戻しておきました。その後WindowsUpdateを適用し、Windows10の最新版パッチが適用されている状態にしてあります。

重ねて申し上げますが、本記事は「非対応PCにWindows11を入れたらどうなるのか?」を検証することが目的であり、非対応PCをWindows11にアップデートして延命させることを目的としたものではありません。

では、レッツトライ!
1.Windows11のISOファイルをダウンロードします
Microsoft公式からインストールのISOは簡単に入手出来ます。


2.ダウンロードしたISOファイルをマウントします
ダブルクリックすればOKです。



3.中身を適当なフォルダにコピーします


4.sourcesフォルダ内にある、「appraiserres.dll」をメモ帳で開きます
5.滅茶苦茶に文字化けした状態で表示されると思います。全選択して削除、上書き保存します。


6.Setup.exeを実行します


と、ネットに割と転がっているこの手順を試してみたところ、バッチリ失敗!あうあうあー。。。
Setup.exeを実行してみても、エラーメッセージが表示され先に進めません。
恐らくバージョン23H2で対策されたのでしょうね。

もう少しググって他の方法を探す
そしたら、見つけましたよ方法。レジストリをいじくってTPMバージョンのチェックとCPUファミリのチェックをジャンプしてしまおうというわけです。
しかも、見つけたのはなんとMicrosoft公式サイト。
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11-%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95-e0edbbfb-cfc5-4011-868b-2ce77ac7c70e


対象のレジストリキー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
名前:AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
種類:REG_DWORD(32ビット)
値:1

これをレジストリエディタから追加して再起動します。
なお、TPMは最低でも1.2に対応している必要があるとのことですので、本当に古い世代のPCではこの方法でも更新できないと思います。

ちなみに上記サイトにも記載がある通り、最小システム要件を満たしていない端末へのWindows11を推奨するものではないので注意が必要です。
こんな裏技チックな方法公式に乗せちゃっていいのかMicrosoft。

入力したらダウンロードした小細工前のISOファイルでインストールを試みる。。。

お?


おお!動きますねぇ。
途中でちゃんと警告が出てくるあたり、公式記載の方法「らしい」です。
野良情報と比べると、やはり安心感が違いますな。

しばらく待つと、めでたくWindows11端末が誕生しました!
想定以上に順調に行き過ぎて、ちょっと拍子抜け。

とりあえず起動した、けれど。。。
そらもう記事にしたわけですから、いい事ばっかりじゃあないんだなこれが。一番困り果てたのはSDカードリーダ。

ええ、まともに機能してくれません。
手持ちのSDカードを色々放り込んで試してみたところ、どうやらSDHCカードは認識出来るけど、SDXCカードは認識できないみたいです。
デバイス情報ではちゃんと拾ってますから、恐らくドライバが対応していないんでしょうね。
何だよSDカードリーダくらいどうでもいいだろ?って言われそうですけどもね、搭載ストレージが500GB以下な上、今回みたくOSが昇天しちゃうようなケースのとき、割とお手軽に使えるバックアップ媒体として結構便利なんですよね。そうでなくても空き容量足りないから増やしたいし。
あと、LetsNoteアプリが全滅してしまいました。バッテリーユーティリティとかですね。タッチパッドユーティリティは動いてなかったんですが、何故かスクロール制御とかは完ぺきに動作しました。何でだろ?

一旦Windows10に戻してみる
といっても復元機能なんて使いません。リカバリしちゃいます。
別になくなって困るものもないですし。
時間が許すならばクリーンインストールに勝るものはありません。いつかトラブルになるかも知れない地雷が埋まってるかも、なーんて環境を使い続けるのも、精神衛生上よろしくありませんし。


SSDからのリカバリなのでものの数十分で復帰完了。
あとは普段使ってるアプリやらツールやらをチマチマとインストールしていきます。

当面Windows10で使うことにして、来るXデーに無理やりWin11にしてやろうと思ってます。まぁ、それまで壊れなければ、の話なんですけどね。
その時にはmicroSDカードリーダーは諦めて、内臓ストレージをドカンとでかいのにしちゃおうかな。SDカードリーダはダミーカードでも入れて塞いじゃえばいいでしょ。

皆さんもアップデートは安全安心、そして計画的に!!
ではまた!( ・ω・)ノ









2024年3月6日水曜日

レッツノートで全然ビジネスライクじゃない使い方に挑戦してみたよ!

どうも皆様ぐーてんもるげん!!
3月になったのに全然あったかくなくてめげてる私です。

今回のネタもLets Note CF-SZ6。
またかよ、どんだけ擦るんだよ!と言われそうな。
で、タイトルにも書きましたが今回、レッツノートを全然ビジネスライクじゃない使い方をしてみようじゃないか!というのが今回の企画。 普通のレビュー情報は先人の方々の素晴らしい記事がネット上に溢れてますもんね。勝負になりません。
じゃあビジネスライクじゃない使い方って何なのかと。
そうです、ゲームです!ビジネスモバイルの金字塔とも言われるレッツノートで、ゲームに挑戦してみよう!というわけです。

これレッツノートの開発陣に聞かれたら怒られるんじゃないかなぁ?玩具じゃねぇぞ!!って。

ビジネスモバイルはゲーミングPCの夢を見れるのか?

検証前にざっとスペックをまとめます。
CPU Intel第7世代プロセッサ(Kaby Lake U) Core i7-7600U
コア数2つですが、ハイパースレッディング対応の為4スレッドでの動作が可能。
ベースクロック2.8GHzながら、ターボブーストがかかれば最大3.9GHzで動作するという、中々のパワーの持ち主。
iGPU(統合グラフィック)の実行ユニットはIntel HD Graphics 620。

メモリ 16GB

ストレージ m2 SSD

あれ?結構いい線行くんじゃない?

レッツノートに道を踏み外させる


まずはコントローラを接続し、環境を準備していきます。
用意したのはXBOX純正のワイヤレスコントローラ。レッツノートにはBluetoothが搭載されていますし、MS製品ということも相まってドライバレスであっさり認識してくれました。
あとこれはこの検証とは全然関係ないんですが一言。コントローラはキーボードやマウスと同様、それなりに良いものを買った方がいいです。
3000円以下で買えちゃうような激安コントローラありますが、ちゃんと10字キーやトリガが効かなかったとき、かなりストレスですよ。
ゲームタイトルによっては特定のコントローラですかコンフィグが最適化されていないケースもあり、その場合推奨コントローラを用意しないと満足にプレイすることが出来ず、 結果的に出費が増えるという最悪の事態に陥ります。
悪いことは言わないです、ポインティングデバイスはある程度良いものを用意しましょう。ええ。

続けて、ゲームをインストールしてみます。今回用意したタイトルはこちら。

・ロックマン クラシックコレクションシリーズ
ロックマン クラシックス コレクション Steamストア
ロックマン クラシックス コレクション2 Steamストア
言わずと知れた横スクロールアクションゲーム。子どものころあり得ない位遊びましたが、大人になってもあり得ない位遊んでます。
クラシックコレクションにはFC版の1~6が、クラシックコレクション2には7~10が収録されています。
完全移植された通常のゲームモードに加え、リミックスステージも多数収録されており、遊びごたえ抜群です。

・クロノトリガー
クロノ・トリガー Steamストア
発売後20年以上経っても色褪せる事を知らない、誰もが知っているSFCの傑作RPG。
ノスタルジックプレイをキメようと購入したら、どっぷり遊んでおります。
昔はセーブデータがぶっ飛んでマジ泣きしましたが、PC版ならそんな心配ありません!ええ。

・夜廻シリーズ
夜廻 Steamストア
深夜廻 Steamストア
可愛い2Dキャラクタの見た目で、数多くのゲーマの心をへし折っていった探索型ホラーゲーム。
えげつない死亡表現とドッキリ演出は、心臓に悪いことこの上ありません。即死要素が多い上操作性もそこまで良くない為、かなりのストレスになることもありますが、もの悲しいストーリーは必見の一作。
なお3まで発売されていますが、私は1と2しかプレイしておりません。買っても良いんですが、他のゲームが終わってないんですもの。

・Plague Inc EVOLVED

Plague Inc Evolved Steamストア
病原体を操作して世界を滅亡を目指そう!という、とんでもないことを目的としたシミュレーションゲーム。
大都市近郊は感染速度の速さと、治療法確立の速さを天秤にかけてどちらを取るかなど、低価格帯ながらかなりのやりこみ要素を秘めています。
標準収録されたモードに加え、公開されているストーリをプレイすることも出来ます。一部ローカライズが雑な所があるのが大変残念。

・SIGNALIS
SIGNALIS Steamストア
近未来の極寒の惑星を舞台に、主人公であるレプリカという人型アンドロイド「エルスター」を操作し、数々の謎に挑む本格SFサバイバルホラー。
物資や弾薬にかなりの制限がある為、バイオ的なプレイスタイル「倒すか、それとも逃げるか」の判断を求められます。クラシック感漂うグラフィックながら、かなり強烈な表現も多く、想像力を掻き立ててられるのが苦手な人は駄目かも。CGの美しさがホラー要素に直結するような作品が溢れる昨今、かなり異色ながらホラー好きには是非プレイして頂きたい作品です。

・ori -AND THE WILL OF THE WISPS-
ori -AND THE WILL OF THE WISPS- Steamストア
精霊オリとなって、滅びを迎えた森「ニブル」を救う冒険に出た1作目「Ori and the Blind Forest」の続編になります。
新たな舞台となったニウェンの森を舞台に、行方不明となったフクロウのクゥを探す旅に出ることに。
非常に美しいグラフィックと、可愛らしい表現の絵本のような世界をのほほんと旅するゆるふわゲーム、なんて思ったら大間違い!

・FINAL FANTASY XIII
ファイナルファンタジーXIII Steamストア
FFシリーズの第13作目。似通った専門用語乱立しまくりで、しかも説明が雑なのも相まってプレイヤー置いてきぼり状態で意味不明なストーリが展開されることで超有名。「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」とかね。意味わからないね。
FFの特徴でもあったATBバーの採用に加え、戦闘中の状況に応じてジョブをチェンジして戦う「オプティマチェンジシステム」を採用されています。 敵を連続攻撃してチェーンボーナスをため、ブレイク状態に持っていかないとザコ敵でも苦戦を強いられる為、スピーディーさも相まって戦闘がダレません。
世間的な評価はあまり高くありませんでしたが、個人的にはかなりやりこんだ作品ですね。


・龍が如く4
龍が如く4 Steamストア
セガのリリースする「龍が如く」シリーズの4作目。タイトルが異なるのはPC移植版だからですね。
ストーリーをなぞるだけでもそれなりのボリュームですが、サブストーリーを攻略しだすと途端に時間が溶けていきます。
龍が如くシリーズの「キャバつく」は結構有名。1作目、2作目ではサブストーリの進行状況がキャラの育成(特定ステータスの上昇)などに影響したため、 寄り道すると本編を有利に進めることが出来たのもあり、中々メインストーリが進まないこともしばしば。
ちなみに今回の検証で4が選ばれた理由は、私がまさに4をプレイしている真っ最中だからだったりします。


ええ、ゲーム紹介の熱量がちょっとおかしい事になってますが気にしません!


検証開始

検証方法は以下のようにしてみました。
・とりあえず一通り戦闘など、激しい動きのあるシーンをプレイ。
・我慢できないレベルで動作がアレだったら諦める。
・快適にプレイ出来たら1時間超えてもプレイしてみる。

比較基準はこんな感じですかね。


★★★★★:メインで使用しているゲーミングPCと遜色なく、とっても快適に遊べる
★★★★☆:多少我慢しなきゃいけないところがあるけど、十分遊べる
★★★☆☆:レッツノートしかない場面なら遊んでもいいかな。SteamDeckがあれば間違いなくそっちで遊ぶ。
★★☆☆☆:起動はするし一通り操作出来るけど、遊ぶ気にはなれない。
★☆☆☆☆:起動しない、または起動はするけどゲームにならない。実質遊べない。
 

それではいってみよー!!

・ロックマン クラシックコレクションシリーズ


検証結果:★★★★★
検証する前にある程度予想していたとは言え、流石FC、SFCからの移植だけに全く問題ないレベルで遊べます。
どこでもセーブ機能もあるし、出張中の隙間時間にちょっと遊びたいなーって時にはかなり良いんじゃないでしょうか。



・クロノトリガー

検証結果:★★★★★
先に検証したロックマンと同様、大変快適に動作します。ロックマンと違いクラウドセーブに対応していますので、自宅の大画面でメインストーリーを進めて、出先でレベル上げするなんてことも可能ですね。
※Steamに収録されているタイトルの一部は、クラウドセーブに対応してません。
ゲームの起動、終了もサクサク出来ますので、「ちょっとだけ遊ぼうかな」って時には良いですね。
中断機能があるのも嬉しいところ。


・夜廻シリーズ


検証結果:★★★★☆
ゲーミングPCと比較して全く遜色ない!というと言い過ぎですが、それでも十分快適に動作します。
ただ、レッツノートのスピーカ構成が大変残念なため、ゲームへの没入感は最悪です。 ヘッドフォンありきでプレイするか、モバイルスピーカーを持って行った方が、ストレスにならないかもですね。
あと、私の環境だけかもしれませんが、何故か夜廻の1作目だけ起動できませんでした。
イベントビューアで調べてみると「RADAR_PRE_LEAK_WOW64」の文字が。
エラーメッセージから「もしかしてWindows10に最適化されてないんじゃね?」と思い、互換モードから色々選んでみたら、何故かWindows98,MEモードで正常動作するという珍事が発生。
ググってみたら同じ方法で対処してる人もいましたから、ずいぶん前から放置されている不具合っぽいですね。
日本一ソフトウェア、直す気無いのかな?まぁ無いんだろうなぁ。

・Plague Inc EVOLVED


検証結果:★★★★★
動作的にも全く問題なし。操作をマウスとキーボードで完結できるので、今回紹介した中では、ある意味一番ビジネスノート向きなゲームかも。
公共の場でプレイしているのを見られても、このゲームのビジュアルならレッツノートでも違和感ないかもですね。
まぁ、何やらかなりやばいことをしているんじゃねぇの?と誤解される可能性はありますけども。。。
キャンペーンモードをプレイしてみましたが、タッチパッドとキーボードでもとりあえず何とかなりますね。快適にプレイしたいならマウスを用意されたほうが絶対に良いと思いますが。


・SIGNALIS


検証結果:★★★★☆
メインストーリ開始直後、キャラクタがもっさり動いたので「んん?重たいのか?」と思ったんですが、そういう演出でした、
ええ、プレイには特に支障ないレベルで快適に動作しますね。
ただこのタイトルも先に触れた夜廻と同様、音の悪さで没入感だだ下がりです。


・ori -AND THE WILL OF THE WISPS-


検証結果:★★☆☆☆
かなりもたついた後、起動はするんですが相当重たいですね。
解像度とグラフィックをかなり妥協すれば、何とかプレイできるレベル。
ただまぁこのゲーム、その美しいグラフィックと音楽が魅力ですので、別途ゲーミングPCを用意するか、SteamDeckでプレイした方が絶対に楽しめます。
無理してレッツノートで遊ぶ必要はないですね。



・FINAL FANTASY XIII


検証結果:★★★★☆
嘘だと思うでしょ?これね、評価誤植じゃないんですよ。今回の検証で一番ビックリしたのがこれ。
もうね、ほぼ噛ませ犬、いやいや、絶対動かないでしょ?起動しないか、せいぜいスーパーエキサイティングする紙芝居じゃないの?と思ってたんですよ。本当に。
ところがどっこい、ヌルヌル動く。一瞬メインマシンからストリーミングでプレイしてるのか?と疑っちゃうレベルで動く。
※コレ、本気で疑ってかかりまして、メインマシンシャットダウンして実験しました。
雑魚敵戦を何度かやってみましたが、オプティマチェンジの演出も含め、ほぼストレスないレベルです。
ある程度影のクオリティと解像度を妥協すれば、十分快適にプレイ出来ますね。レッツノートのちっこい画面でFFが動いてるのが、ハメコミ合成かYoutubeの動画流してるんじゃねえのか?って感じで大変面白いです。



・龍が如く4


検証結果:★☆☆☆☆
無理です(きっぱり)
設定からグラフィックを最低設定にしてもなお、もたつくもたつく。
NPCが多い場面になろうもんなら、コマ送りか何かみたいな動作になっちゃいます。
全体的にスピーディな大人数バトルシーンが多いタイトルですので、これをレッツノートでやるのは本気でお勧めしません。


総評:確かに限界はある。だけど。。。

第7世代のCPUですからそこまで期待はしていなかったんですが、想像以上に善戦してくれたなぁ、というのが正直な感想です。
2DゲームやFC、SFCからの移植タイトルについては「まぁ動くよね?」と半ば確信していた所もあったんですが、まさかFF13が動くとは。
そりゃあゲーミングノートPCやSteamDeckとかと比較すれば見劣りしちゃいますが、荷物に制限が出やすい小旅行やおでかけに連れていくなら、 レッツノート1台で全部やろう!ってなるかも。
何よりもですね、
面白いでしょ?ビジネスノートでゲーム動いてたら。

ただ、全体通して残念極まりないのが「音」。ビジネスノートにお前は何を求めとるんじゃ!?と言われそうですが、もーちょっと何とかならなかったの?と言わずにはいられない。
かつて所有していたMSI製のベアボーンノートに匹敵する悪さ。これも結構酷かったんですよね。 低音はスッカスカで、高音はキンキン耳に障るという。しかもこれ、なまじゲーミングベアボーンを名乗ってたからタチが悪いんですよ。
当時レビュー記事に、滅茶滅茶組みやすいんだけど、ゲーミングノートを名乗ることを恥じれと叫びたいレベルで音が悪い!と、ボロクソに書いたのを記憶してます。
迷うことなくUSBスピーカ購入しました。いやぁ懐かしい。

色々書きましたが、超一流のビジネスノートならエンターテイメントもある程度いけるんだぞっ!!ってことですね。
過度な期待は禁物ですし、ノートPCなのでアップグレードにも限外はあると思いますが、まぁ試してみてもいいんじゃないでしょうか?

ではまた!!( ・ω・)ノ