2025年3月9日日曜日

PIPC版Officeが突然ライセンス認証エラーになった時の対処法


 

 どうも皆様ぐーてんもるげん。新年早々コロナとか色々喰らってやられっ放しな私です。

今回のネタはOffceのライセンス認証。

PIPC版Office(ハードウェアにライセンスが紐づくタイプのOffice)でもパトロール認証の対象になったよ!ってお話を以前記事にも書いたんだけど、これがとんでもない事を最近連続でしでかしてくれたので、対処法を含めて備忘録的に残しておきます。

 

対処1:インターネットに接続した状態でOfficeを開いて、更新オプションから「今すぐ更新」を行って再度認証してみる

1.Officeを起動します。Excelでも何でもいいです。

2. サインインを促す画面が表示されます。「プロダクトキーを所有している場合」を選択します

ここではサインインする必要は無いです。というか、しない方がいいです。多分。


3.プロダクトキーの入力画面が表示されます。プロダクトキーの入力は行わず、×で閉じちゃいます

デジタルアタッチ版じゃない場合は、ここでプロダクトキー入力すれば再認証出来るかも。手元にデジタルアタッチ版じゃないOfficeが無いから検証出来てないけど。


4.とりあえずOfficeが起動します。「アカウント」をクリックします

この画面への辿り着き方さえ、マイクロソフト公式には無い。大体、上で紹介した「プロダクトキー画面開く→×で閉じる」って自力で発見できるワケねーだろ!!と思うのですよ。PCの製造メーカサイトだとあがってる所がちょこちょこあるけど、どこの製品のサポートしてんのかっておらび倒したくなります。


5.「更新オプション」を選択して更新処理を行います

メモを取り忘れたけど、確かいくつかメニューが出てきたはず。「今すぐ更新」的なニュアンスのものを選べば多分OK。

6.更新処理が始まります

オフライン状態で使っていた期間にもよりますが、進捗バーが表示されないので、本当に進んでるのか?って信頼出来ないレベルで時間がかかることが多いですが、回線さえちゃんとしてれば多分動いてます。10分以上は覚悟しておいた方が良いです。


7.更新処理が終わったら再度解決ボタンを押してみます 


これで治れば、正直かなり軽傷です。お疲れ様でした。


対処2.マイクロソフトサポートに依頼する

ぶっちゃけ、上記手順はメーカサイトとかでも公開されてるんだけど、これで治らなかった時が非常に面倒くさい!というか、私の経験上8割近くは治らない。以下対処法を記載していきます。

用意するもの

1.有効なマイクロソフトアカウント

問い合わせをするときに使います。

2.問題を起こしている端末

3.それなりに快適に動作するインターネット回線

4.ある程度溶かしても構わない時間

5.不満を飲み込めるゆとりある大人の心 

なお、この方法は平日だと9:00~18:00、土日だと10:00~18:00の間しかうけつけて貰えません。特に土日は平日にサポート依頼出来なかった方の連絡が殺到するみたいで、かなり待たされる可能性があることを覚悟しておいた方がいいです。

手順1:ブラウザにhttps://aka.ms/online と入力

マイクロソフトサポートに問い合わせると「http://aka.ms/csjp」のURLを案内されますが、これから説明するサポートサービスの利用方法が延々記載されているだけのリファレンスなので、ぶっちゃけ役立たず 結局上記URLにアクセスせざるを得なくなります。


手順2:マイクロソフトアカウントにログインします

ログインしておかないと、この後先に進めません。 今回の対応で後に問題があった場合に、再度の問い合わせでも使うので、ログインに使用したアカウントはちゃんと覚えておいた方が良いです。


手順3:ヘルプ依頼をかける内容を検索窓に入力します

今回だと「Officeのライセンス認証が出来ない」とかでいいんじゃないですかね。

セルフヘルプ記事がズラリとならぶのをしばらく待ちます

内容は上記で紹介した是正手順とか、管理者で端末にログインしてみるとかなので、詠み進めて貰っても良いと思いますが、時間もったいないしさっさとサポートに投げちゃった方が良いと思います。


手順4:下までずーっとスクロールすると、「サポートへのお問合せ」ってボタンがあるので、クリックします。

未ログイン状態だと「 サポートにお問合せになるには、サインインしてください」ってボタンに変わるみたいですね。


 手順5:製品とサービスの選択画面が出るので「Microsoft365とOffice」を選びます


手順6:カテゴリに「製品のアクティブ化」を選びます

これを適当に選ぶと、この後の問い合わせで無駄に時間を食うのでちゃんと選びましょう。めんどくさいですけどね。

 

手順8:問い合わせ方法を選びます

今回のトラブルはチャットボットでの対応は出来ません。有人チャットサービスも使えなくは無いんだけど、機械翻訳を駆使して対応する屈強な海外サポートに繋がれることがあり、トラブルの内容とこちらの意図が全く伝わらず、時間だけ無駄に溶けてストレスが爆上がりする事態になりかねません(実際になって私は発狂通り越して笑い転げたことがある)。ココは電話での問い合わせを選んだ方がラクです。 

手順9:電話番号の入力画面が表示されます

マイクロソフトからの折り返し電話を受けれる番号をハイフンなしで入力します。固定電話番号だけでなく、携帯番号も入力可能です。 


手順10:Microsoftサポートからの折り返し電話を待つ

窓口が空いていると、割と早く電話がかかってきますが、時間がかかる場合「嗚呼、こんなに困り果てている同志がいるのだな」なんて考えつつ、こればっかりは運だと割り切って達観した心で待ちましょう。

そうそう、この画面に表示されている「要求番号」は、メモか何かに残しておくと今回の件の継続サポートを依頼するとき、時間短縮的な意味で結構役に立ちます。サポートが終了するとこの画面確認出来なくなっちゃうので、この時間でスクショ撮るとかしておいた方が良いです。

暫くすると知らない番号から着信が入ると思いますが、慌てず騒がず、音声ガイダンスに従ってプッシュ操作で進めていきましょう。録音への同意の有無を聞かれますが、これはどっちでも良いかと。私は殆ど同意しないを選択していますが、今の所困ったことはありませんし。  


 

 

手順11:あとはサポート担当者からの指示に従う

恐らくクイックアシストを使用したリモートでのサポートを提案されると思います。デスクトップに散らかっている、見られたら困るタイトルの動画とか、ファイルとか、画像とか、壁紙とか、その他諸々は片付けておいた方が良いです。


リモート接続が完了したら、後はサポートに丸投げで良いと思います。どういう対応をするのか詳しくは書けませんが、大抵これで治ります。

 

完了後、アンケートのお願いがあると思いますが、これも答えるか答えないかはどっちでも良いんじゃないですかね。私はメッセージ残したことはありません。

 

これでOfficeのライセンスが戻っていれば成功!お疲れ様でした。

 

最後に

マイクロソフトさんよ、まえの記事でも書いたかも知れないし、イベントでお会いした社員の方にもお話したことあるんですが、真面目にライセンス買ってる人程手を焼いて、馬鹿を見る形態はマジでどうにかして貰えないですかね。割と。

あとさ、マイクロソフトはこの問題、オフィシャルに対処法をマニュアル化して。PC知らない人だと本気でパニックになるし、仕組みを知らないと「んだよ!良いカネ払ったのにマクロソフト製品ク〇じゃねぇかよ!!ざっけんなよ!」となり、「二度と買うか!」となってもおかしくないからね(じゃあ仕組みを知ってたから納得するかは別問題として)。

ちなみにだけど、一応公式のリファレンスにも今回の問題の原因(長期間オフラインで使わないでね)的な記述はあるんだけどね。

サポセンから記載ページのURL直接貰わないとたどり着けないレベルの所に。

そりゃあ確かに、PIPC版であっても、認証後定期的な再アクティブ化の為にネット接続が必要ですって書いてあるけどさ、書いてりゃなんでも許されると思うなよこの野郎なのです。ハイ。 せめてインストール完了後のメッセージで分かり易く表示するとかならまだわかるんだけど!

今回はデジタルアタッチ版ライセンス(プロダクトキーが添付されてないタイプ)の端末を長期間オフライン状態で使用し続けたOfficeが、突然ライセンス認証出来なくなった時の対処法を記載しているんだけど、恐らく端末の初期起動時にライセンス認証に失敗した場合でも、同じ方法じゃないと解決できないケース、あるんじゃないかな。

要は自分で頑張るのも大事だけど、ヘタに弄り回す前にさっさとサポセンに投げちゃおうよ!って事ですね。お金払って買ってる以上、利用する権利はあるんだからさ。

 

この記事が役に立って、4月から新生活を始めた学生さんや、駆け出しの社会人の皆様のストレスがちょっとでも溶けてくれれば幸いです。

 

ではまた!(・ω・)ノシ


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