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2025年8月1日金曜日

フォレスター30万キロ車検に挑んでみたよ~予定外の遅延と悪夢の後日談変~

どうも皆様ぐーてんもるげん。

今回は前回からネタにしてた「車検」のまさかの完結編。 いや、いつの話だよ?数か月前のネタじゃねえか!!とか言われそうですけども、色々あってよーやく落ち着いたのでご報告。

 

当初予定していた作業は全部やる!と決めたはいいものの・・・

ショップさんとも会話し、やはりというか提案された作業はひとっつも要らないものがなかったので、支払いはかなり厳しいけど「全部やりましょう」と結論。応援してくれた嫁さんにはマジで感謝しかない。

が!ここで大問題が発生。パーツが来ない!

いや、全部届かないわけじゃあないんだけど、ディスクロータとパッドがなかなか来ない。幸い現在の残量であっても車検は余裕でパスできたので、 一旦車検はパスさせて、残りのパーツが全部そろったらブレーキ回りのメンテやりましょう、となった訳です。

 結局ブレーキ回りのパーツが全部そろって、作業に着手出来たのはなんと6月中旬!

 

車検は無事終了!のハズが 

ところがどっこい!これで終わりじゃあなかった

無事車検も終わり、ブレーキ回りのメンテも完了し超絶快適なフォレスターライフを楽しんでいたある日、仕事で高速を飛ばした帰りにガソリンスタンドに寄って給油した際

 

「んんん?甘いにおい・・・?」

 

経験あるかたならお判りいただけるであろう、あの甘ったるいにおいがぷぅーんと。もうね、考えたくないよね、チョコやココアじゃないのに、エンジンルームから甘いにおいするって

 

んなもん!クーラント以外ないだろうが!!

 

で、ボンネットオープンしたところ

ええ、まき散らされておりますよLLC。ヒーターコアの上部の樹脂パーツがパックリ逝って、ナシ汁ブシャー状態。そこらじゅうLLCだらけでございますよ。あ、エヴァンゲリオンで呼吸できるあの液体じゃないですよ、あれはLCLね。400パーセント超えると溶けちゃうあれです(何の話だ)。

こっから先が大変だった。すぐさまショップに「ラジエータがビールかけ祭り状態でどえらいことになっている」旨の事情を説明。当日はもう遅かったので、翌日入庫したい旨連絡したところ、ラッキーなことに即受け入れて頂けることに。LLCはリザーブタンクの底が見えるレベルだけど、変なもの補給してより悪化させたらシャレにならないので(前に混ぜるとやばいLLCがあるって聞いたので)、7月の灼熱地獄を暖房フルパワー運転でショップまでそろりそろり、冷や汗を吹き出しながら運転することに。高速使ってさっさと到着したいけど、当然ながらそんなこと出来るわけがない!

走行中にOBD2からフィードバックされる水温は88度を超えることはなかった話をショップにしたところ、「一般走行時の規定値内ですから、おそらくエンジンへのダメージは心配しなくてよいでしょう」とのことだったので、ラジエータ交換で手配をかけて頂くことになりました。

幸い適合部品はすぐに見つかり、 交換作業実施。車検後10万以上の出費はかなり痛手ではあったけど、これ気づかずにそのまま放置してたら、間違いなく修理代はとんでもないことになってただろうし、最悪の場合SG9を降りなきゃいけなくなってたとしても不思議じゃなかったですよね。帰路の高速道路上で止まらず、しかも重症化する前に気づいて、なおかつショップさんがすぐ受け入れてくれて、加えて適合部品がすぐに見つかるという、かなり幸運に恵まれる結果となったわけです。

 

皆さんもたまにはボンネットの中のぞいて、冷却液とかオイルとかチェックしてあげてくださいね!

ではまた!! 

2025年4月28日月曜日

フォレスター30万キロ車検に挑んでみたよ~怒涛の見積もり編~


 どうも皆様ぐーてんもるげん。

もうしばらくしたらやってくるであろう、自動車税とかいう何に使われてるか分かったもんじゃないのに、合法的にクルマユーザカツアゲしていくんじゃねぇ!ぶち〇すぞ!とか日々ヘイトを貯めつつ、社畜やってるわたしです。

今回のネタはずばり「車検」
いや、厳密に言うと車検にかこつけてやる整備
ネタになるってことは、それなりにアレな事態になりそうというか、なったというか(現在進行形

さて、気を取り直して。
今回の車検ですが、ショップさんが吐血するんじゃね?ってレベルでやる事は割と盛沢山。
・リアロータ交換
・リアハブボルト交換(ロータ交換のついでに)
・タイミングベルト交換(前回交換から10万キロ超えたので)
・プラグ交換(前回交換から10万キロ超えたので)
・燃料ポンプ交換(30万キロ無交換、今回見送るのは流石に論外)
・ウォーターポンプ(どうせベルト替えるならね)
・ガゼット交換(ゴムパーツが破れてるので)
・水切りモール交換(見た目が悪くなってきてたので)
・飛び石傷補修

うーん、お財布がデリシャス。違う、デンジャラス。

 というわけで、馴染みのお店にれっつごー。
 部品取り寄せetcで時間がかかるのはわかってたので、結構早めに依頼させて頂きました。
上記内容をひと通りお話させて頂いた後、ここでプロの整備士の診断が入ります!

 その結果ブレーキパッドも替えた方がいいとのご意見が。
 加えて、ここまでやるなら30万キロ無交換なプラグコードとイグニッションコイルも替えるべきではないか?とのお話に。。。
 水平対コーン、失敬、水平対向エンジンはプラグ交換etcの工賃がえらいことになるので、一緒にやった方が良いというのは的確過ぎる助言。素晴らしい。

その結果
・リアロータ交換
[追加]ブレーキパッド交換(全部)
・リアハブボルト交換
・タイミングベルト交換
・プラグ交換
[追加]イグニッションコイル交換
[追加]プラグコード交換
・燃料ポンプ交換
・ウォーターポンプ
・ガゼット交換

逆に今回見送っても大丈夫そうな
・水切りモール交換
を作業内容から除外。
 飛び石傷については錆が出ない程度に補修して貰えれば、あとは上からステッカーか何かを貼って誤魔化すことに。
 まぁ、正直焼け石に水感アリアリな対策なので、もうやめて!私の財力はゼロよ!!とか、こっ、これ幾らになるのぉぉ!と内心嘆きつつ、ショップの手前
「まぁ、旧車に乗るとはこういう事ですからね(ふっ」
と、自分わかってますよー的雰囲気を出して、やせ我慢する私。

 あとは何か削ろうかなとか思ったものの、何一つ削れる要素が無い!というか、ここでケチって部品のグレード下げたりしたら、あとで絶対高くつくもののオンパレード。
ここはいっちょ腹をくくって、やってしまおうと相成りました。ハイ。

製品選定 ロータ編

 ディクセル一択。これはもう悩みなし。
 以前フロントのディスクロータを交換してるんですが、それがディクセルだったので。別段滅茶苦茶いい!とかは無い(ぶっちゃけわからない)んですが、ノントラブルで走れたので、信頼できるかなと。

製品選定 ブレーキパッド編

 これも以前から使っていた、ENDLESSのパッドでいいかなーと思っていたんですが、無いらしいんですよね、在庫。
 いや、無くは無いんですが、1か月とかかなり待つことが判明。これ待ってたらいつになるか分かったもんじゃない。というわけで、代わりの製品を探すことに。
 以前ENDLESSのパッドをお勧めして下さったショップさんに相談したところ
・アクレブレーキ
・プロジェクトミュー
・ウィンマックス
あたりが良いんじゃないか?との事。
 ディスクロータを採用したディクセルも名前が出たものの、中国産になってから品質がごにょごにょ。。。との事だったので見送りすることに。
 納入時期諸々総合的に評価し、今回はプロミューにすることにしました。

製品選定 プラグ編

 NGKで決定。少し割高ですが、これまたホイホイ交換出来る部品では無いので、高耐久製品を選定。

製品選定 イグニッションコイル編

 これが今回一番悩んだ。当初ショップさんからコスパ的な意味でHSPをお勧めされたものの、私全然知らないんですよ、HSP。
んで、調べてみることに。といってもひたすらググるだけなんですけども。

HSP(High SparkIgnition Project)の製品特徴
・高電圧出力:純正品より強力なスパークが期待できる
・レスポンスの向上:点火性能の向上がレスポンス改善につながる
・耐久性:耐熱性、耐振動性に優れる
まぁ要約するとこんな感じ。

 で、ここで疑問。それは「高電圧出力」「耐久性」の両方をウリにしているということ。
 高電圧出力可能ということは、当然電極etcに標準設計のイグニッションコイルより部品に負荷がかかるわけで、かかる負荷に比例して耐久性は短くなる筈(高品質な部材を使用して対策を講じる事は出来ると思うのだけど)。
 つまりコストをかけて部材を強化するか、設計機構そのもので対策されない限り、高電圧出力は短命化に直結してくるんじゃないかな?

 気になったのでHSPのイグニッションコイルの耐久性に関する情報を集めてみたところ、あるわあるわ、初期不良の多いこと。。特に気になったのは7か月で失火したケース、保証期間が6か月なので不良交換出来なかったらしい。マジかよ・・・。
高品質高耐久をセールスポイントにしてて、純正より設定されている保証期間短いっておかしくないかぁ?
※HSPを愛用している方の気分を害したら本当にごめんなさい。でもそう思ったんです、私。
 正直冒険してみたい気もしなくもないんだけど、余りにリスクが高いということでここは安定安全の日立製をチョイスすることに。

これで見積もり編は終了!次回更新は、いよいよ実施編。
ぶっちゃけ、これ執筆している最中も、バリバリ作業中なんですけども。

ではまた!( ・ω・)ノ

2024年4月19日金曜日

フォレスターのリアガーニッシュのラップ塗装にリベンジしてみたよ!

どうも皆さまぐーてんもるげん!

今回のネタはラップ塗装。ええ、久々のクルマネタです。
別にやってなかったわけじゃないですよ?ただね、塗装ってとにかく時間がかかるもんですから。

きっかけはリアドアガーニッシュのロゴポロリ事件

実はですね、今ついてたリアドアガーニッシュもラップ塗装してたんです。更に言うと以前紹介した通り、私のクルマあっちこっちにラップ塗装やってたりします、なので今回はもう何回目かわかりませんです。
ちなみに、今装備しているリアガーニッシュもラップ塗装だったりします。なので、リアガーニッシュだけに限定すれば二回目のリペアということになりますね。
今回のブログのタイトルが「リベンジ」なのは、そういうことですね。

見た目的には結構気に入っていたんですが、作成当時はDIY塗装も今以上の駆け出しの駆け出しで、無知の極みみたいなド素人以下の状態で作成したもんですから、リアドアガーニッシュが綺麗な状態を長く維持出来る訳もなく、所々塗料が浮くように。
それならまだよかったんですが、リアドアガーニッシュについてた「SUBARU」のロゴが取れちゃったんですね。
ええ、「UBARU」になっちゃったんです。
取れたのは自宅での洗車中にたまたまだったのは本当にラッキーでしたね。これ走行中に外れて他の人にあたろうもんならえらいことに。。。
ほかのエンブレムも軽く引っ張ったらこれが簡単にぐらつく。。で、全部取っちゃったんですが、下の塗料まで一緒に剥げちゃったんですね。
ここまできたらもうそれなり。いっそ開き直って「いいや、作り直そう!」となったわけです。

難航する素体探し

そうと決まれば塗装のベースにする素体を探して回ります。
今ついているものを塗装しようとすると、完成まで車に戻すことが出来ないため、実質的に車両が使用不可能になってしまいます。
また、中古で交換品を探しておけば、不慮の事故で破損した際の予備パーツとしても有用です。
そういう意味でも、今ついているものをリペアして再度使用する予定は最初からありませんでした。
※こういう事をするから家にパーツが溢れるんだとか、言わないように。

が、無い。何でこんなに無いの?と言いたくなるくらい、無い。
いや、正確にはあるんです。あるんですが、めちゃくちゃ状態がいいんです。
私が欲しいのはピッカピカの新品同様みたいな見た目のものじゃなくていいんですよね。
どうせ研磨して塗装するんですから。
状態が良いんですから当然高い。そらもう高い。
元々パーツとしても希少性が低くないものですから、それが状態が良いとあっちゃあ高いに決まってるわけです。ええ。

違うんだー!私が欲しいのはそんな綺麗なのじゃないんだー!と思いながらヤフオクを彷徨うこと数日、

出たんですねー、This is 最高に丁度いいやつが!!
・割れ、欠けわずか
・ロゴはボロボロ
・塗装ズタボロ
・価格3000円(送料入れて5000円くらい)

早速落札させて頂きました。

各種クリップ関連がかなりのダメージを受けていたのはもうわかっていましたし、ゴム関係の部品同様消耗品と割り切っておりますので、この辺りの部品はすべてディーラで新品をお取り寄せ
出来たらよかったんですが、ゴムパーツの一部だけ欠品しておりました。げふん。。。
そこで、固くなっちゃったゴムパーツをリペアして使うことに。


開梱したら土と砂が出てきてビックリ。いや、いくら状態が悪い中古パーツとは言え、せめて掃除くらいして欲しかった・・・

ちなみにですが、固くなっちゃったゴムパーツは熱湯にしばらく付けた後、40度前後のお湯で汚れをきれいにこすり落とすと
嘘みたいに柔らかさを取り戻してくれますよ。表面が劣化して割れてるとかじゃなければ、大抵はこれで蘇生出来るので気になったらお試しあれ。

表面処理開始!

といっても、別段大したことは致しません。

ロゴ取り外し前

ロゴ取り外し後


先ずはロゴを全て取り外し、深い傷や割れ等をパテで補修。その後表面の傷を耐水ペーパーで削っていきます。

素晴らしいボロボロっぷり。これがどう変化するか楽しみだったりします。

 

落札時に記載の無かった割れ部分を見つけてげんなりしますが、今さら返品するのもめんどくさい。なんかイマイチすっきりしませんが、さっさと補修して先の工程に進みます。

続けて下塗りのプラサフを吹きます

この段階で傷があったらどう頑張ってみても綺麗に仕上がらないのですよね。
今回はまぁまぁ綺麗に仕上がってくれたので良かったです。
天気が良くてあったかかったらサクサク次の工程に行けるんですが、滅茶苦茶寒いので1週間ほどかけてゆっくり乾燥させます。
※あまり寒いときは塗装とかしない方が良いらしいですよ。

さて、プラサフがうまくいきましたので、次はラップ塗装の下塗りになる黒を吹いていきます。


この段階ではそこまで艶が出ていませんが、どうせこのあとラップ塗装しかけるので気にしません。
とどめをさすように選んだ黒も超絶適当で「作業棚で余らせてたやつ」を再利用!
良いんです。趣味でやるDIYなんですから。ええ、次に進みます。

いよいよラップ塗装開始!

やり方はとっても簡単。家庭用のラップ(サ〇ンラップとかで全然OK)に銀のスプレーを吹いてペタペタします。 

 コツはうまくやろうとしないこと、ですかね。雑にやった方が不規則な模様になって面白いですよ。

今回使ったシルバーは、これまた棚で眠っていたアイスシルバーを再利用。余った塗料フル活用です。
※古いスプレーを使ったりすると、うまく圧がかからなくて綺麗に吹けなかったり、塗料がダマになったりして大失敗することが多々あるので、可能な限り綺麗に仕上げたい方は絶対に真似しないで下さいね!!

続いてキャンディカラー塗装

心行くまでラップでペタペタしたら、キャンディカラーで塗装します。
今回使用したのは、ホルツ ファッションカラーシリーズ キャンディブルー
https://www.holts.co.jp/prods/detail/391
ある程度カラーを乗せたら乾燥させます。

続けて2層目をペタペタします

1層目のペタペタと重なることよりも、黒いところ(1層目でペタペタしていない所)がほどよーく残るようにしてペタペタします。

失敗とか気にせず思い切りやってます。どうせ失敗しても付けるの自分のクルマだし、気楽にやります。
 

再度ブルーを塗装

これで色味はほぼ決まりますので、ちょっとだけ集中してやります。
塗り終わったら乾燥!急がずのんびり待ちましょう。

ウレタンクリアを心行くまで塗る

今回はキャンディクリアは使用せず、2液型のウレタンクリアを使用します。
前作を作成したとき、外装品ならウレタンクリアの方が絶対良いという周りのありがたい助言があったのに、それを無視して、というか費用ケチってクリアを使ったら大変残念なことになったのです。
なので、今回はウレタンクリア!ちょっと高いけどね。
難点があるとすれば、2液型は「使い切らないといけない」ってことでしょう。
底面部にあるピンを押し込むことで硬化が始まるので、「残りは別の用途で後で使うかー」なんてことが出来ません。
以前「放置したらどうなるんだろ?」と興味本位で少し残ったのを置いておいてみたんですが、当然ながらスプレーすることはできず、缶を破いたら中からスライムみたいなのが出てきました。

垂れないように注意しながら厚塗りをして、これまたゆっくり乾燥させます。
今回は急ぎではありませんでしたから、たっぷり1週間かけて乾燥させてます。

取付!

あとはゴムパーツを戻してクルマに取り付けます。
リアゲートにある取っ手にビスが2本隠れているので、先ずはそれを外します。

あとはクリップで止まっているだけですので、爪を折らない様に注意しながら慎重に外していきます。
窓枠部分の内張りはリアゲートの下部の内張にひっかける形で固定してありますので、誤って爪を折ったり、落としたりしない様に注意を払います。
内張りを外すとリアガーニッシュを留めている10ミリナットが出てきますので、緩めていきます。
ナットは左右それぞれ3つずつと中央に1個あります。周辺に直接関係のないナットがあるので、間違えないように。
かなり狭い場所に留まっているナットもあるため、着磁タイプのナットドライバーを用意しておくと作業がやりやすいですよ。
中にポロリとやると恐ろしいほどめんどくさいことになりますのでご注意を!
あと、何本かすっごい取りにくいネジがあるので、挑戦される方は絶対に一人でやらない方がいいです。最悪落として割ります。マジで。

ナンバー灯等を戻していくことになるんですが、ここで注意!
LEDに交換されている場合、極性が誤っているとうまく点灯してくれません。
私はコレで結構ひどい目にあったので、LEDランプは基本的に無極性タイプ(プラスマイナスの極性がないもの)を使用してます。

完成!

リアカメラ等を全て戻したら作業終了。
スバルロゴはポロっといったのが割とショックだったので、今回は付けません。何か別のもの付けようかなぁ。

いよいよメーカー不詳になってきた我がフォレスター。次は何をしてくれようかな。

ではまた!!( ・ω・)ノ

2023年8月1日火曜日

車内エアコン快適化作戦第1弾 エバポレータークリーニングに挑戦してみたよ!

 どうも皆さまぐーてんもるげん!
日々の暑さで更に頭がおかしくなっているフォレスター乗りこと私です。

今回のネタはズバリ「エアコンを綺麗にしようよ!」です。
エアコンのカビ臭さが気になっているという方の参考になればこれ幸い。


エバポレータって何よ

今回のネタ、説明するにはまずカーエアコンが何で冷えるのかについて軽く書かないとわけわからんですね。

エアコンの基本的な仕組みですが、
1.空気を吸い込む
2.吸い込んだ空気を冷たいものにあてて冷やす
3.冷やした空気がエアコンの吹き出し口から出てくる

って段階を踏むのは、なんとなーくイメージして貰えるかと思います。
エバポレータっていうのは日本語で言うと「熱交換器」の事で、上記工程の2番、「冷たいもの」にあたるんですね。

じゃあ何でエバポレータをクリーニングするのか?
前述した通り、エバポレータは吸い込んだ空気を冷やす為、低温になります。すると、空気中の水分が結露してびちゃびちゃになっちゃうんですね。
夏場のクッソ暑いときにキンキンに冷えたビールやらコップに水滴がいっぱい付いてるアレをイメージして貰うと分かりやすいかな。
ほんでもってエンジンを切ったりエアコン自体をOFFにすると、エバポレータに付着した水分は乾ききらず付着したままになっちゃいます。
当然エバポレータは常温に戻っていきますから、結果として風通しが悪い上に太陽の光もささないという、まさにカビやら何やらが大好きな環境が出来上がっちゃうと、まぁそういうわけです。


エバポレータをクリーニングしたい!

ここまで聞くと「エバポレータを取り外して直接掃除したい!」とお思いかと思います。
ところがどっこい、これが実は滅茶苦茶大変。
エバポレータは中々深い所に設置されているため
1.グローブボックスを外して
2.メータ周りを外し
3.ステアリングまわりを取っ払い
4.ダッシュボードを外す
ここまでやってよーやくエバポレータとご対面出来るわけです。
当然車種によって工程は様々ですが、パネル1枚外してご対面出来るようなものじゃない、ってのはご理解いただけたかと思います。

ちなみに専門店に依頼すると、2.5万~3万以上かかっちゃいます。
ちょーっとお高いですよね。。。

そこで今回登場するのが「簡易エバポレータークリーニング」。
エバポレータを外さずに、簡易的にクリーニングしちゃおう!というわけです。

今回用意した商品がコチラ!

 ドライブジョイ 自動車用ACエバポレータ洗浄剤
クイックエバポレータークリーナーV 60ml V9354-0009 DJ
3850円 Amaz〇nで買ったときは2500円くらい


こいつをエアコンフィルターが付いてるところからプシューとやると、なんとエバポレータを簡易的にではありますがクリーニング出来ちゃうという!
じゃあどうせエアコンフィルター外すなら、エアコンフィルターも交換しちゃおう!というわけで用意した製品がコチラ!

デンソー カーエアコン用フィルタークリーンエアフィルター DCC5004
5280円 Amaz〇nで買ったら2000円くらい

ちなみにこの作業、ディーラー等でも受けてはもらえるみたいですが、エバポレータークリーニングだけで6000円くらいするみたい。
でも自分で頑張れば、エバポレータクリーニングとエアコンフィルターを新品交換までしてほぼトントンの金額になる!
というわけで自分で頑張ってみました!

まずはグローブボックスを外します。

ネジで止まっているので、割と簡単。
手前のネジはすぐ見つけられましたが、奥側と下側のネジはちょっと探しちゃいました。

で、グローブボックスを外して出てきたココに、エアコンフィルターが入ってるわけですね。
開けて古いエアコンフィルターとご対面!


おおう。。。これは予想以上にやばいですなwww

汚いのもそうなんですが、黒いアイツの残骸が。。。。いや、さすがに撮影前にバイバイしましたけども。。
※嫁さんに一部始終話したら「ぎゃああああ!!!なんてこと!?」とか言って歓喜してました。やったね!!

気を取り直してエバポレータークリーニングの準備を進めます。
日本語の超絶わかりやすい取説付き。この辺りは非常に有難いですな。

1.クリーナーの噴霧先を確認

グローブボックスを外して、既存のエアコンフィルターを外した状態にします。ええ、もうなってますね。

2.クルマの窓とドアを全開にします

場合によっては薬液が垂れることもあるみたいなので、心配なら新聞紙とかで養生したほうが良いかもです。フォレスターの時は特に気にならなかったかな?

3.エアゾールの準備をします


 

付属のホルダーにエアゾールホースの噴霧先をはめ込み固定します。
ホルダーの穴にホースの先端部を差し込み、カチッという感触があるまで上にあげればOKです。
なお、この時にエアゾールホースの巻き癖を取っておかないと、施工中にテンションが掛かっちゃって、結構な頻度でノズルがポロリと逝って、車内に薬液をぶちまける悲惨な事になっちゃうので気を付けて!
ホースの両端を掴んでぐにーっと軽く引っ張ると、結構巻き癖取れますよ。
両面テープを剥がして、ノズルを貼り付ける準備をします。
可能なら貼り付ける予定の場所を、軽く脱脂しておいたほうが良いかもですね。噴射中にポロリすると本当に悲惨なので。

 

ちなみに、ノズルの長さ自体よりもフロアファンに向かって「まっすぐ」固定出来ているかどうかが重要みたいです。
上下左右どちらかに傾いていると、薬液を噴霧した時に垂れちゃうんでしょうね。


4.エアコンの準備をします


 

エンジンを始動し、作業中にエアコンが停止しないように設定します。

エアコンの吹き出し口:顔面直撃なアレにします。足元噴霧はNG
内気循環:オンにします
設定温度:クーラーの一番低いモードに設定します
風量:最強に設定
A/C:オフにします
エアコンの吹き出しフィンを確認し、勢いよく風を感じられるかを確認。ちゃんと空いてないと薬液がエアコン内で滞留して故障の原因になるみたいです。
なお、くれぐれも「AUTO」でやらない事!
作業中にファンが停止すると本当に故障するみたいです。この辺は説明書にも何度となく書かれてました。

ここで注意!
ごくまれにフィルターケースを外した状態でエアコンを動作させると、フィルター開口部から空気が噴き出すタイプの車種があるみたいです。この場合、噴射中に薬液をフィルターケースからまき散らすことになる為、そのまま施工することは出来ないとの事。
対処法は、吹き返した薬液を車内にまき散らさないよう、クロス等でフィルター開口部を塞ぎながら施工する必要がありそうです。
あと、トヨタのプロボックスやサクシード等、一部車両で特殊な施工方法を取らないといけない車種もあるっぽいです。
詳しくは添付のマニュアルを見てみてください。
この注意書き、作業手順の結構後半に書いてあるんですよねぇ。全部手順書読んでから作業すればなんてことはないんでしょうが、前半に「該当車種に施工する場合の注意事項」みたくまとめてくれないと、見落とす人出てきそうですな。
まぁ、プロ向け用品との事なので、これでも十分ユーザーフレンドリーなのでしょうけども。


5.噴霧開始!

 

スプレー缶を垂直に設置して、ホースがしっかりと固定されていることを確認したら、吹き出し開始!噴射ボタンを押し込むとカチッというまでグッと押し込みます(結構カタイです)。
噴射時間は約3分間。ただスプレー缶が冷えてて圧が低い時なんかは、もう少し時間がかかるかも。
なお、説明書によると噴射の量と噴射音にばらつきが出る事があるらしいんですが、特に問題無いそうです。ぶっちゃけ、エンジン音がうるさくて全然わからなかったけどね。


6.いよいよエバポレータの洗浄を開始

 

噴霧が終わってもエンジンは切らず、エアコンをぶん回したままにします。
そんでもって、先程貼り付けた噴射ノズルやスプレー缶を撤去して、エアコンのA/Cをオンに。
重ねて言いますが、エアコンはまだ止めないように!
先程エアコンの仕組みをさらっと流した時に、エバポレータに結露水が付くって説明したかと思いますが、この結露水を使って汚れを洗い流すみたいです。ってことは、雨が降ってるときとか湿度の高い日の方が効果高いのかな?どうなんでしょ?


7.5分経ったら作業終了


 

 

エンジンをオフにして、エアコンフィルターを新しいものと交換します。このあたりは取り外した時と逆の手順でやればいいので特に困ることも無し。
フィルターケースを閉じてグローブボックスを戻します。


8.仕上げ



 

これ、開けてから気が付いたんですが、異臭防止の消臭剤までついてました。説明書だとグローブボックスの裏とかに貼り付けるみたいに書いてあったんですが、地味に隙間が無い+効果なくなったときに外すのが面倒なので、目の届くところに設置する事に。
あとはラベルに施工した日付を書き込んだら作業終了です。
※1年1回の実施を推奨してるみたいですね。

ちなみに交換前フィルタと交換用フィルタを並べた所、こんな感じ。
いや、やばすぎでしょ。。。

効果の程は?

元々異臭が気になるとかでは無かったので「ちょーっとさわやか?になったのか??んん?」って印象です。もっとニオイとか気になる環境で試したらまた違ったのかも。
ちなみに、施工直後は薬液のニオイは多少しますな。やっぱりというか、これは仕方がないのかな。ニオイの感じはカーメイトさんから出ている、超強力スチーム消臭シリーズにそっくり。個人的にはあんまり嫌いな感じではなかったかな。

数日後乗った嫁さんも、薬液のニオイは特に気にならなかったみたい。

クリーニング自体の効果はそこまで実感出来てませんが、エアコンフィルター替えるついでにやる、位で考えてたらそこまで悪い選択では無いのかもですね。

なお、あまりに古い年式のクルマでやると、最悪の場合エアコンぶっ壊すこともあるみたいです。フォレスターは大丈夫だったみたいだけど。


ただまぁかかるコストはそこまで無いし、エアコンフィルター交換のついでに出来る作業としては中々満足度は高いんじゃないかな?
最近エアコンのニオイが気になるなぁという方は、試してみてもいいかも!
 
 
ではまた!(・ω・)ノ