2021年8月18日水曜日

在宅勤務で使ってるフリーソフト「RadioSure」を紹介するよ

 あーはい、どうも、在宅勤務中の私です。

新型コロナのせいで在宅勤務を余儀なくされているんですけども、流石自宅は自分「専用」の環境ですから、ぶっちゃけ会社にいるよりずっと仕事の進み良いんですよね。

※モニタも机も自宅の方が広々していますので。

 

というわけで、今回は私が在宅期間中に使っているフリーソフトのうち、インターネットラジオソフトについてご紹介したいと思います。

RadioSure

製作者:http://www.radiosure.com/

入手先:Vector

せっかく自宅で仕事するなら、好きなBGMをかけてやりたい!という理由で長年使っているインターネットラジオプレイヤー。端末がインターネットに繋がってさえいれば、20,000局を超える世界中のラジオ局から自由に選択して、音楽を楽しむことができます。個人的に私が良く聴いてるのは

 

・ 101 Smooth Jazz

のんびり聴けるSmoothJazzをエンドレスに楽しめます。歌詞がない曲が多いため思考の邪魔にならず、仕事中にはうってつけです。

 

・1.FM - Absolute Trance (Euro)

先の局とは打って変わって、テンションが上がりそうなトランスが楽しめます。気分転換したいときにたまーに流しますが、暫く聴いていると運転したくなってきたりします(笑)


の2局。ただここ以外も気が向いたら色々聴いてます。

なおこのソフト、インターネットラジオの録音機能にも対応しており、設定すれば自動的にトラック分割してくれる上、タグ情報まで残してくれる嬉しい機能付き。ちょくちょくヘンテコな曲の分割をしちゃうこともあるんですが、そこはまぁ、フリーソフトですから(笑)。

注意が必要なのが、インストールを選択すると一般的なソフトウェアと異なり「C:¥Program Files」の下に資産を展開するのではなく「C:\Users\%USERNAME%\AppData\Local\RadioSure\」に展開される点でしょうか。

インストール途中のダイアログを読み飛ばしたりすると、「あるぇ?どこに入ったの??」なんてことになりかねませんのでご注意を。

番外編として、インストール途中で「ポータブルモード」を選ぶと、USBメモリなど持ち運ぶものに本ソフトをインストールすることも出来ます。頻繁に環境が変わるという方は、こちらの方が使い勝手がいいかもしれませんね。

余談ですが、海外のミラーサイトからダウンロードされた方で、ヘンなソフトが一緒に入ってくるという方がチラホラいらっしゃるようです。日本ならVectorからダウンロードした方が良いかも知れないですね。


他にも在宅期間中に自宅で使ってるソフトとか、ガジェットとか、もし要望があれば紹介していきます。

ではまた!

69000km乗ったタイヤを交換したら大変なことになったよ

どーも、緊急事態宣言やら自粛要請やらで、家にいるときはゲームかブログを書く位しかやることのない私です。

最近のブログネタがガジェット系やらで結構かたよってきたので、たまにはクルマネタでも。

現在まで履いていたタイヤですが、TOYOタイヤのナノエナジーシリーズ。交換したのが大体4年くらい前で、走った距離はタイトルにも書いたけど69000km以上。

正確には69108km?だったかな。まぁまぁもった方じゃないかなーと思います。


で、今回タイヤ交換するにあたり

・どうせならコンフォートタイヤ履いてみたい

・せっかくだからアライメントも取り直したい

・パンク保証つける(これは絶対)

と思い立ったわけです。コンフォートタイヤは興味はあったんですが、今履いてるタイヤの寿命も待たずに変えるってのは、なんかもったいないなーと思ってたんですよね。

アライメントに関しては、タイヤローテーションで片摩耗の兆候が見られたので、せっかくいいタイヤ履くなら長く使いたいなーと思い、今回のタイヤ交換では絶対やろうと考えてました。

そんでもって、ここまで書いてアレなんですけど、宮崎でアライメント受けてくれる所ってそこまで無いんです。オイル交換でお世話になっているお店にお願いしようかなとも考えていたんですが、ちょうど機械がメンテナンス中で対応出来ないといわれてしまい、どっか出来るところ無いのかなーと探していたら「タイヤ館」さんが検索でヒットしたわけですね。

 

思いがけず初めてのブリヂストンに。。。

来るまで知らなかったんですが、タイヤ館さんってブリヂストンの専門店だったんですな。この時点で予定していた予算から金額がポーンと跳ね上がります。えー。。。

※来店前の予算は大体工賃・廃タイヤ料込で10万位

だって元々TOYOタイヤかYOKOHAMAタイヤにしようと思ってましたし。


購入候補にあがったのは

・Pleyz(プレイズ)シリーズ 製品詳細


 ・REGNO(レグノ) シリーズ 商品詳細

の二種類。フォレスターのクルマなりを考えると、POTENZA(ポテンザ)じゃないの?って言われそうな気もしないでも無いんですが、独身時代ならまだしも、今は仕事用兼ファミリーカーとして活躍してもらってますから、ここは乗り心地重視で行こうかなと。そこまで飛ばすこともありませんしね。

ECOPIA(エコピア)も全く考えなかった訳じゃないんですが、今履いてるタイヤが想像以上にロングライフでしたし、元々コンフォートタイヤを履いてみたいというのもあって却下。

何より、仕事での長距離運転が多少なりラクになってくれればいいなーというのもあったので、今回はPleyzかREGNOが購入候補となったわけです。 


Pleyz VS REGNO さぁどうする?

ここからが長かった!PleyzとREGNO、その価格差約3万円。前回のタイヤ同様4年間乗り続けたら、1年あたり7500円、1か月わずか650円。

さりとて、Pleyzの時点で予算10万から既に3万円以上オーバーするのは確定していて、これがREGNOになると6万円もオーバーすることになってしまいます。ただ、10万キロアライメント調整なしで来てましたからアライメント調整は絶対外したくありませんし、長距離走ることを考えると、パンク保証も同様に絶対外したくはありません。

予算に折り合いをつけるか?本気で?消費税込みなら予算のほぼ倍になっちゃうよ??それとも妥協する?年間7500円、月額なら650円ぽっちの為に?えー?

てな具合に思考ループをぐーるぐるする始末。ここは本当に悩みました。

※タイヤ館宮崎店のスタッフ様、もじもじしながらお待たせしちゃって申し訳ありませんでした。


結局Pleyzで決着、その訳は?

散々悩んだ結果、Pleyzに決めました。理由は

・初めてのブリヂストンで、いきなり最上位に行っちゃったら、次の交換の時の楽しみがないじゃないか

・REGNOがTOYOのナノエナジーばりに持つ確証が無い、とりあえずPleyzを履いてみて、TOYO並みに持つか見極めよう

・予算の許す範囲で一番イイモノを買う、の鉄則から既に外れているので、ここは無理すべきじゃない

・どうせ次もタイヤ館さんで変えるだろうし

の4つ。なんだかんだで、予算の倍近い金額になるのは痛すぎました。金欠って罪だわ。。。


嬉しい大誤算

購入製品が決まったので、あとはアライメント調整とパンク保証について説明を受けますが、ここでとんでもない事実が発覚しました。

私「アライメント調整ってお幾らになりますか?」

店員「 測定が13,200円で、調整が1か所2,200円になります」

私「ということは、今回全部のタイヤを調整した場合、合計で大体22,000円位ですね」

店員「はい。ですが、4年間4回までの測定が特典でついてきます」

私「は?」

店員「ですから、アライメント調整をご依頼頂きますと、4年間4回までの測定を無料でサービスさせて頂きます」

私「うん?ちょっと待ってくださいね。ってことは13,200円って、実質5回測定する工賃ってことです?つまり、アライメント測定1回あたり、3000円以下ってこと!?」

店員「そういうことになります。測定の結果、調整の必要があった場合は、箇所ごとに費用を頂く必要は御座います。例えば、1年後の点検で2か所の調整が必要だと判断された場合、4,400円の工賃が必要になります。ですが、測定費用は必要ありませんので、お支払いは調整費用である4,400円のみ、ということになります。」

ここまで聞いて私びっくりしてます。アライメント調整はそれなりの設備のある店舗で無いと実施出来ないような作業で、決して安いものではないと思ってましたから。何より4年間で4回まで無料で実施して頂けるということは、ほぼタイヤを使い切るまで、問題ないアライメントで走り切れることになる可能性がかなり高いということになります。

ここまで聞いて頼まない選択肢はほぼ皆無。

 

続いてパンク保証について説明を受けます。

店員「パンク保証ですが、 タイヤの価格で金額が変動します。今回ご購入頂いたPleyzは10万円以上15万円以下になりますので、約1,4000円になります」

私「成程。購入額の15%といったところですね。」

店員「はい、ですが」

私「ま、まだ何かあるんですか?」

店員「パンク保証にご加入頂きますと、タイヤローテーションを4回サービス致します」

私「はい?タイヤローテーションって、店舗にもよりますが1回あたり大体2,000円から3,000円ですよね?それを4回。ってことは、仮に1回3,000円で計算すると、3000円×4回で12,000円相当が特典でついてくるってことですか?」

店員「左様です」

つーことはですよ、アレですよ、距離無制限のパンク保証は実質2000円で付けられて、利用しなかった場合は次タイヤ買う時の割引券が出るってことになるわけです。

いや、保障内容と特典が良すぎでしょ?ありえない。。。

タイヤ館すげぇ。。

注意:店舗によって受けられるサービスの内容には違いがあるみたいなので、来店される際は事前にお問い合わせ頂いた方が良いかと思います。

ラッキーなことにピットがあいており、すぐに作業開始。

暫くして、アライメントチェックの結果が来たんですが、

  アライメント基本角     調整前     スペック     調整後  
 最小   最大 
 前輪  キャスター 左 3°32′ 2°50′ 3°50′ 3°34′
キャスター 右 3°30′ 2°50′ 3°50′ 3°34′
キャンバー 左 -0°54′ -1°40′ -0°10′ -0°50′
キャンバー 右 -1°10′ -1°40′ -0°10′ -1°09′
トー 左 -0°28′ -0°08′ 0°08′ 0°01′
トー 右 0°11′ -0°08′ 0°08′ 0°00′
トー トータル -0°17′ -0°16′ 0°16′ 0°01′
 後輪  キャンバー 左 -1°20′ -2°10′ -0°40′ -1°17′
キャンバー 右 -1°23′ -2°10′ -0°40′ -1°23′
トー 左 0°07′ -0°08′ 0°08′ 0°07′
トー 右 0°05′ -0°08′ 0°08′ 0°05′
トー トータル 0°12′ -0°16′ 0°16′ 0°12′

 え?いやいや、さすがにこれは酷いですね。。。前輪の左がトーアウトで右がトーイン、要するにメチャクチャということです。

ちょっとトーイン気味、トーアウト気味とかならともかく、トータル値見ても基準値から外れる始末という、10万キロアライメント無しで走るというのは、つまりこういうことだったみたいです。トホホ。。。。

上記のデータシートの内容の説明を受けながら、2時間ほどで作業は完了しました。

今週末は100km点検。ただですねぇ、昨日の時点で100kmゆうに超えてるんですよね。距離乗りますって話はしているものの、ドン引きされそうな。。。

 

PS.タイヤ館さんのサービス事例に、我がフォレスターがアップされてました。ちょっと笑いましたwでも、今のSUVチックなフォレスターしか知らない人がみたら、多分私のSG9はフォレスターだと思われないでしょうねぇ。。。

ではまた!!

2021年8月16日月曜日

キングジムの電子ノート「フリーノ」FRN10を買ったよ!~使用編

 ハイ、今回のネタも前回に引き続きフリーノでございます。

フリーノって何?って人は、前回投稿読んでくれると嬉しいです。

 

とりあえず1週間ほど本運用してみたので、気になったところとかをメモ。

今さら散々ネタにされた製品なので、レビューも何もないとは思うんですが、購入予定の方の参考になればなぁと思います。

不満1 PDFリーダへの追記中の、消しゴム機能がやたらと反応悪い

これですね、地味にストレスです。こすっても消えず「あれぇ?」と思ってガシガシやってたらバッと消えるという、微妙なタイムラグがあります。会議資料なんかに追記してるときにやられるとですね、このもたつき具合は中々エグイものがありますね。

 

不満2 PCからMTPデバイスとして認識させているときの挙動

SDカード内に資料を格納してて気づいたんですが、PCからフリーノをUSB接続してファイル書き込み・削除を行った際に、MTPデバイスのSDカードのエクスプローラ表示と、フリーノ内のファイル表示が一致しない事態に陥り、パニックになりました。

具体的にはWorkフォルダ内に、A.pdfとB.pdfとC.pdfが入っており、A.pdfをエクスプローラ上から削除してもフリーノからは見えています。コレ、単に見えているだけじゃなくて普通に開けちゃうんですよね。こいつはおかしいとmicroSDを取り出してカードリーダに接続し、再度チェックしてみたところ、ファイルは削除されずに残っていました。どうもフリーノ経由でアクセスした場合の表示と、microSDをカードリーダに接続してアクセスした場合の挙動が違うみたいです。しかしながら、削除されたはずのファイルが残っているというのは、どうにも不可解。まぁ私が動作保証外のmicroSDを使っているのが原因なのかも知れませんが。。。


不満3 落ちる!

これはですねー、いやぁ本当に驚きました。まだ遭遇しているのは1回だけなんですが、これまたPDFリーダになります。ファイルを開いてみていたらいきなり「応答なし」の表示がががが。まぁ暫く待っていたら復旧して、以降は問題なく使えていたので一時的なものだとは思うんですが、特段リッチなドキュメントでもないのに、まさか落ちるとは。。。これに関しては今後のアップデートに期待するしかありませんね。


不満4 ペンが大変アレです

これ、付属のスタイラスに関してなんですが、「痛い!!!!」んですよね。書き味は悪くないんですが、角が地味にとがっているせいで、ずっと書いてると指がしんどくなってきます。まぁSHARPのWG-S50に付属していたペンよりは数段マシでしたが、価格帯が価格帯だけに、もう少し頑張れなかったのかなーと、ちょっとがっかりしてしまいました。


不満5 パスワード入力画面がもたつく

内容が業務に絡む事が多いので、パスワードでロックをかけて使ってるんですが、このパスワード入力画面がちょいちょいもたつく。パッと開いてメモりたいのに、それが出来ない。これ何とかなってくれると嬉しいんだけど、ダメですかね。。。


不満6 電池もたない!

カタログスペックだと、ノートの記入1日10分で10日持つって書いてありましたけども、私みたく一日フル使用すると、午後には電池残量30%とかになってしまいます。バックライトオフにしててこれなので、もう少し持ってくれないかなぁと思っちゃいますね。この辺りは、残念ですが以前使用していたWG-S50に軍配があがります。

とまぁ、一週間ほど使ってみての不満点とか、気になった点諸々になります。ソフトウェアのアップデートなんかで何とかなってくれそうな所(落ちるとか)については、今現在までのサポートの姿勢を見る限り、結構期待出来るんじゃないかなぁと思ってます。

 

ペンを何とかする

追加購入品で何とか出来そうな不満点はペンの問題のみ、というわけで交換品を探します。1週間どころか、到着して2日目にしてペンの代替品を探しにネットの海に漕ぎ出すとは、考えもしませんでしたが、幸いよさげな製品を発見。


STAEDTLER Noris Digital

ステッドラー ノリス デジタル 

https://www.staedtler.jp/digitalpencil.html 

ステッドラーといえば、私の愛用するボールペン「アバンギャルド」シリーズの販売元であり、そこが作ったスタイラスともなれば、これはもうハズレの心配は皆無でしょうということで即決!

したかったんですが、ノリス デジタルのほかに、ノリス デジタル ジャンボってのがあることが判明して困惑。確かにある程度の太さがあったほうがいいはいいんですが、あまりに太すぎるのは論外というか、逆に使いづらいです。かといって、ノリスデジタルが思ったほどの太さが無いとなると、それはそれで困ります。

太すぎても細すぎても駄目ってことになるわけで、こういう場合本物が触れるのが一番いいんですが、残念ながら陸の孤島である我が宮崎県では、こんなニッチな製品置いてるお店なんてある訳がありません。

で、フリーノ買った時のポイントの残高もあったので「いいや!8割方アタリなの分かってるんだし買っちゃえ!!」となりました。どうせなら無難なジャンボじゃない方を。

ただ、鉛筆が1本4000円以上って、考えたら凄い話ですね。

 


んで、届いたのがこちら。ステッドラーらしいパッケージですな。



中身がこちら。本当に鉛筆にしか見えない。すっご。


書き心地は・・・紙感凄い!

早速試してみた感想ですが、これは本当に電子ノートなのかと、紙に水性サインペンで書いてる時のあの感じが凄くて頭がバグりそうになります。なんというか、紙感が凄いんですよね。具体的には書き味としては純正よりツルツル感があるんですが、ペン先が微妙に「ぐにゅっ」とした感じがあって、何というんでしょうか、白紙を3枚ほど重ねているところにメモ書きしているような、そんな感触なんですよね。ガラス質の固い所に、樹脂製の固いスタイラスでカツンカツンと言わせながら書いていく、あの感じとは明らかに異なります。ペンは6角形なんですが、角のアーチも緩すぎず、かといってきつすぎない絶妙な感じで、成程、これなら4000円払って買う人がいてもおかしくはないね、と思わせてくれます。

あと驚いたのが比重とバランス。この手のスタイラスって、タッチ機構のあるペン先にどうしても比重がかかるため 、先端の方が重たくなる傾向にあるんですが、それが無いんです。本当にHBとかの鉛筆のあの感じなんですよね。中央でバランスが取れる感じ。コレ開発陣相当大変だったんじゃ無いかなぁ。


色々書いたけど、盲点も・・・

まぁわかっちゃいたことなんで盲点も何もないんですが、純正スタイラスについていた「反対側で消しゴム」の機能は無くなってしまいました。ただこの機能、正直あまり使ってなかった(上に書いた消しゴムツールの不満から)ので、そこまで困らなかったですね。


いよいよ理想的なメモ環境が整いそうです。あとは1年ほど使い込んでのヘタり具合なんかも、ネタに出来たらいいかなーと思ってます。


ではまた!

2021年8月8日日曜日

キングジムの電子ノート「フリーノ」FRN10を買ったよ!~開梱編

 ご無沙汰しております。台風です。

ええ、台風来てる真っ只中でコレ書いてます。だってねぇ、ファーストインプレッションはその日のうちじゃないと熱量冷めちゃいますもんね。

というわけで、今回のネタはTwitterでも予告してました、キングジム社製電子ノート「フリーノ」になります。

私自身、シャープの電子ノート「WG-S50」を使っており、そちらからの買い替えになります。製品紹介レビューは他の方が細かくあげられていますので、選定理由とWG-S50との比較を中心に書きたいと思います。


シャープ製電子ノート「WG-S50」からの買い替えのきっかけ

きっかけは単純に「ペン先の反応がおかしくなりはじめた」ですね。最初のころは結構無視して使っていたんですよ、実用で困り果てるほどでもありませんでしたし。

ただね、ここまでガッツリ使い込んでるガジェットが完全に死亡すると、考えたくない位困っちゃうんじゃないかなーと思ったんですね。実際、出勤しているときは使わない日が無い位メモ書いてましたから。

だったら完全に壊れる前に、代替品相当の製品を選定しようと、どうせならWG-S50で不満だった点をクリアできる製品にしようとなったわけです。

購入製品選定のヒエルラキー

今回の製品選定で条件になったのはこちら。番号が若い程選定条件として優先しています。

1.PDFが読めること、書き込めること

これはWG-S50を使い始めてから気づいた必須機能になりますね。打ち合わせなんかで紙媒体の資料に色々書き込むことがあるんですけど、「だったら電子ノートに読み込んでメモればよかったじゃん」と思いつくものの、WG-S50はPDFの読み込みに対応しておらず、断念。結局、資料に対するメモは紙媒体の資料に、それ以外の内容はWG-S50に書くという、大変面倒極まる運用を余儀なくされました。当然ながら「どっちにメモした?」なんてこともしばしば。


2.ストレージが増やせること

これまたWG-S50で困った点になります。WG-S50の内臓ストレージで作成できるノートのページ数は5000ページで、外部ストレージの増設には対応していません。5000ページと聞くと無限にありそうな気がしちゃうんですが、なんと2年間で4000ページ超えるところまで使っちゃったんですね。最近は結構まめにいらないページを削ったりしてたんですが、ストレージの上限値がある点と外部メディアが使えないのは結構痛い。だったら、SDカード等で増設できるものをチョイスしようとなったわけです。


3.信頼できるメーカの製品であること

玩具として買うものに関しては、正直知らない安物メーカとかでも全然気にしないんですが、これが仕事の道具となると訳が違います。不具合や不良があった場合、単純にガジェットそのものの損失とは比較にならない位のダメージを負うことになりますので。


以上の条件から絞り込んだ製品はコチラ

1.富士通製 クアデルノ

2.キングジム製 フリーノ

3.Supernote製 SuperNoteA6

4.サムスン製 Galaxy Tab

5.Apple iPad mini

機能的にはSuperNoteがほぼ満点なんですが、中国拠点のあるメーカというので尻込みしてしまいました。Huawei社のスパイウェア騒動も記憶に新しいですし、正直中身がどうなってるか分かったもんじゃありません。

仕事で使う道具という意味においても、中長期的なサポートにも不安が残ります。

GalaxyTabについては、メモ帳としての評価は軒並み高いのは知っていたんですが、ソフトバンク時代にサムスン製ガラケーを買い、サポート含めかなり酷い目にあったため、正直二度と手にしたくないメーカだったので即却下。

iPad miniについては機能的には申し分ないんですが、私自身がApple製品があまり好きではないのと、ストレージ増設不可という問題が解決できないうえ、専用スタイラスまでそろえるととんでもない金額になってしまいます。もちろんクラウドストレージを使えば空き容量はある意味において無制限になりますが、電波状況によってはアクセス不可能になるリスクは、仕事で山間部に赴くことを考えると無視できる大きさではありません。

以上の理由により、最後まで残ったのは富士通のクアデルノと、キングジムのフリーノでした。最終的にフリーノを選択するに至った決定打は2つで、富士通のクアデルノがストレージの増設に対応していなかった点と、ペンの耐久性に対する問題点をレビューで指摘されていた点になります。前者は今回の買い替えで解決したい内容になってきますし、ペンの耐久性に問題があるのは、日常使いするガジェットとしては致命的です。

以上の理由で、キングジム製 フリーノを選択するに至りました。

選択の理由をひとつ追記するのであれば、クラウドファンディングで目標額を達成し、ファーストリリースされた後、今日に至るまでかなりの頻度でシステムアップデートを繰り返している点です。個人的な印象になるとは思うのですが、この手のガジェットはリリース後かなり重たい不具合でもない限り、アップデートが提供されるのは稀だろうと考えていたので、キングジムがユーザからフィードバックされた不満等に対して追従する姿勢を見せてくれた点については、個人的にはかなり評価できるんじゃないかなと考えています。

 

というわけで、フリーノと専用カバーをヨドバシカメラさんでお買い上げ!Amazonの方が価格的には安かったんですが、ポイントバックなんかを考えるとそこまでの差が無かったので。 

あと、最近Amazonさんの対応、目に余るものがあるので(コッチが本音)。前回、技適の件で大揉めしたこと考えても、本当安けりゃ何でも許される的風潮になりつつあるの、ホントなんとかならないもんですかね。


早速製品到着!台風が接近していたこともあり心配していたんですが、幸い天候が崩れる前に配達して頂けました。

箱を開封!緩衝材を撤去してようやく製品が顔を出しました。


はい、コチラがフリーノ FRN10ですね。


化粧箱を開けるとこんな感じ。

なお、マニュアルは簡易的なものしか付属しておらず、フリーノ内に保存されている電子マニュアルを読むことで対応するみたいです。

添付品は充電+データ送受信用のUSB Type-Cケーブルと専用スタイラス、スタイラスのペン先のスペアにペン先交換のためのペンチが付属しています。なお、充電に使うACアダプタは付属していないので注意が必要です。

購入前に製品のマニュアルはウェブサイトからダウンロードして熟読していたので、早速充電とWi-Fiの設定を実施。こちらの製品、アップデート等をオンラインで実施する上、先に書いたマニュアルを読むためにPDFリーダのインストールを実施する必要があるため、Wi-Fi環境はほぼ必須になるとみて間違いありません。UI的にはファイルを用いたアップデートにも対応しているようですが、PDF Readerのインストールはオフラインでは対応していないと思われます。


充電完了後、アップデートを適用してしばらく弄り倒します。

UIはAndroidをベースに作られているので、Androidスマホユーザなら設定画面は抵抗なくされるかと。

なお、microSDは公式では32GB迄しか対応していませんが、ダメ元で手持ちの128GBを入れてみたら、すんなり認識してしまいました。特に不具合等が出ないようであれば、このまま使い続けようかなと考えています。

※非公式の使い方ですので、当ブログを参考に非対応microSDを導入される場合、自己責任でお願いいたします。

とりあえず、今のところ気づいた内容を列挙してみます。

1.専用カバーの作りが難

これはですねー、まぁ他レビュアの記事を読ませていただいていましたからある程度は覚悟していたんですが、スナップ部分の作りがお世辞にも良いとは言えません。今回私が注文したのはベージュ色のものだったんですが、いかにも文房具チックにしたかったのはわかるんですけど、スナップボタンで固定というのは、どうなんでしょうか。

しかもですね、そのボタンがめちゃくちゃ硬いんです。次開かなくなるんじゃないの?って不安になるくらい硬い。2000円以上するカバーなんですから、もう少し頑張ってほしかったですね。


2.専用スタイラスの消しゴム機能に難あり

地味に困るシリーズかもしれないですね。専用スタイラスのアタマ部分が実は消しゴムとして機能するようになっているんですが、この消しゴム機能、パス丸ごと削除以外の機能に変更出来ません。こすったところだけ消えるのを想定していたので、落書きがバサッと消えたときはびっくりしました。あと、ペン先に消しゴムを付与して消した際と、ペンのアタマの消しゴムを併用すると、削除処理がおかしい挙動をすることがあるようです。これについては今後のアップデートに期待ですね。


3.バックライト機能は結構使える

これは予想外でした。E-INKは基本的に紙媒体のそれなので、暗がりでは使い物にならないのが当たり前だと思っていたんですが、バックライトはあればあったで結構便利です。薄暗いところでもそうなんですが、明るいところであっても、野外など光の具合で醜い場合など結構重宝しそうです。


あとの使用感については、実際に現場に出してみてどうかですね。

ある程度使用感が集まってきたら、またアップします。

嫁さんのクルマのスピーカを交換&増設したよ!

 相変わらずあっついですが、皆さんいかがお過ごしですか。

今回はフォレスターじゃなくて、嫁さんのクルマ マツダのキャロルのお話。


きっかけは「スピーカーが無い?」

嫁さんのキャロルの主な使用用途は、息子の送迎と買い物。つまり私のクルマのような長距離運転はほぼ無しで、日常的なチョイ乗り(といっても30分以上は走りますが)がほとんど。んで、息子は当然チャイルドシートで後部座席に乗るんですが、前回たまたま私が運転して嫁さんが後ろに乗った時

嫁「あれぇ?なんか音楽聞こえないね?」 

私「え?そりゃあ後部座席は聞きづらいだろ。ドアスピーカーないもん」

嫁「え?」

私「いや、だからリアドアにはスピーカ無いよ?知らなかったの??」


はい、知らなかったそうです。息子が好きそうな曲を選んでかけていて、移動中音楽が聴けていると思っていた嫁さんは超絶ショック。で、スピーカーを増設したい!って話になったんですね。

それならばと、今回の4連休を利用してフロントスピーカーも交換して、ついでにツイーターも組み込んじゃおう!となったわけです。

 世間はオリンピックらしいですがね。

 

導入製品紹介

そんでもって今回選んだ商品がコチラ!

メインスピーカー Pioneer社製 carrozzeria TS-F1740

 エントリーモデルながら、ハイレゾにも対応したコアキシャル2ウェイスピーカー。変換ハーネスに取り付け用ブラケットまで入って、7000円でお釣りがくるという素晴らしいコストパフォーマンスを誇ります。もちろんブラケットは樹脂製ですし、所々安っぽさはありますが、スピーカー交換が初めてという方には、文句なしでオススメ出来る逸品。今回は前後両方交換(後方は増設)なので、これを2セット購入。


ツイーター AIR CHANGE SPL-T002A

 今回選んだのがコアキシャルスピーカーなんで、ぶっちゃけ無くてもいいんですよね。ただまぁ、次のクルマ選ぶときに「嗚呼、ツイーターって飾りじゃないのね」と思ってくれればいいかなぁ、と。こちら購入したのは1セットのみ。もう1セットは前車に搭載してあったのを外して取っておいたので、そちらを流用するつもりでしたから。


作業開始

そんじゃ作業開始。ドアの内張を外していきます。事前にネットで分解情報なんかを見て、ばらし方の予習は済ませておいたので超早い。このあたりは事前情報のありとなしで全然違いますよね。

で、出てきました純正スピーカー。いや、見た目はかなりそれっぽいんですけど、外してみたら

「え!!何!!?軽ッ!!段ボールか何かで出来てるの!!??」

いや、誇張でも何でもないんです。ホント、驚きの軽さ。スマホより軽いんじゃね?と本気で思ってしまうくらい軽い。何で作ったらこんなに軽くなるの??


 次に、ツイーター用のクロスオーバーネットワークを組んでいきます。言い方は何かそれっぽいんですが、単にスピーカーとの間にツイーターを割り込ませるイメージです。ただ、純正配線は切りたくないので、スピーカーに添付されている変換ハーネスを加工して、間にツイーターを割り込めるようにします。正直、この加工だけ事前に済ませておけばよかったと猛省。


続けて、変換ハーネスを純正コネクタに繋ぐんですが、ここでトラブル発生。

「はえ?ささらない???」

そうなんです、取説に書かれている通りに変換コネクタの一部をカットしたんですが、ささらないんです。えー??

色々触りまくって原因判明。純正スピーカーがつながっていたコネクタですが、何らかの理由で純正でもスピーカーを接続する必要性が無い場合、ドアの内側にコネクタを固定しておくことが出来るフック部分が存在し、それが干渉してうまく接続できなかったようです。

自分のクルマだったらコネクタの干渉している部分をパチンとやってしまうんですが、嫁とは言え人のクルマというのは躊躇するもんです。

ひとしきり考えて、変換コネクタ側の一部をカットすることで対応。こんなこと取説にゃ書いてなかったぞい!!

続けて、純正スピーカーの固定に使われているグロメットを取り外しにかかるんですが、これが冗談抜きでめんどくさい!なるべく傷を入れたくないのでペンチでグリグリするわけにもいきませんし、ニッパーでパチンと切ってしまうなどもってのほか。可能な限り破損させず取り出すのに、相当な労力を要しました。しかもこれ、合計6本。気が遠くなる。。。

今回の作業時間泥棒の役半分がこのグロメット。ホント、何でこんな仕様なのか。。。


ここまできてしまえばあとはそれなり。バッフルを固定してスピーカーを装着。簡単に動作テストをして内張を戻していきます。

作業終了

嫁さんに試してもらった感想は、

「え?こんなにいろんな音が鳴ってたの!?」

でした(笑)。

聞きなれていた曲だったそうなんですが、純正で聞こえていなかった音が色々届くようになり、大変驚いたみたいです。

7000円でここまで変わるんだったら、もっとお金かけたら良くなるの?的なことを言われたんですが、音響系はこだわりだすと予算青天井なうえ、デッドニングなんかの方がスピーカー交換より費用対効果はでかいんだけど、そのうち乗り換える予定のクルマにそこまで施工する必要も無いでしょ?ということで一旦決着しました。

スピーカー交換の効果としては、大満足だったみたいですね。よかったー。

製品に対する総評

まずはカロッツェリアのスピーカーですが、正直入門クラスの製品としては素晴らしいコストパフォーマンスだと思いますね。バッフルに変換用ハーネスまで入って、この品質のスピーカーで1万円以下というのは、かなり頑張ってると思います。

レビューを見ると「バッフルの作りが良くない」みたいなことを書かれている方がいらっしゃいましたが、こだわるのであれば別売りのインナーバッフルを購入すればいいわけですし、この価格帯の製品にそこまで求めるのは少々酷じゃないかなーと思いますね。

むしろ、この製品を入門的に導入して「オーディオって面白い!!」と思っていただけてから、どういう方面に進んでいくのかを検討する、好奇心の着火剤的な役割としては十分でしょう。

ツイーターですが、えーと、結構難儀しました。いやね、ツイータそのものの評価としてはまぁまぁまずまずですけども、4000円近くしててあの加工精度はどーなん?というところがチラホラ。台座への取り付けが「カチッ」といかず、かなりの時間を取られちゃいました。

色々書きましたけど、作業結果に関しては大満足。

クルマ乗り換えるときにつけたスピーカーも持っていきたいと嫁さんは言ってるんですが、せっかくならもっといいのにすればいいんじゃないかな?と思ってます。一応元に戻せるようにグロメットや純正スピーカーはそのままとってはありますけどね。