2021年8月8日日曜日

嫁さんのクルマのスピーカを交換&増設したよ!

 相変わらずあっついですが、皆さんいかがお過ごしですか。

今回はフォレスターじゃなくて、嫁さんのクルマ マツダのキャロルのお話。


きっかけは「スピーカーが無い?」

嫁さんのキャロルの主な使用用途は、息子の送迎と買い物。つまり私のクルマのような長距離運転はほぼ無しで、日常的なチョイ乗り(といっても30分以上は走りますが)がほとんど。んで、息子は当然チャイルドシートで後部座席に乗るんですが、前回たまたま私が運転して嫁さんが後ろに乗った時

嫁「あれぇ?なんか音楽聞こえないね?」 

私「え?そりゃあ後部座席は聞きづらいだろ。ドアスピーカーないもん」

嫁「え?」

私「いや、だからリアドアにはスピーカ無いよ?知らなかったの??」


はい、知らなかったそうです。息子が好きそうな曲を選んでかけていて、移動中音楽が聴けていると思っていた嫁さんは超絶ショック。で、スピーカーを増設したい!って話になったんですね。

それならばと、今回の4連休を利用してフロントスピーカーも交換して、ついでにツイーターも組み込んじゃおう!となったわけです。

 世間はオリンピックらしいですがね。

 

導入製品紹介

そんでもって今回選んだ商品がコチラ!

メインスピーカー Pioneer社製 carrozzeria TS-F1740

 エントリーモデルながら、ハイレゾにも対応したコアキシャル2ウェイスピーカー。変換ハーネスに取り付け用ブラケットまで入って、7000円でお釣りがくるという素晴らしいコストパフォーマンスを誇ります。もちろんブラケットは樹脂製ですし、所々安っぽさはありますが、スピーカー交換が初めてという方には、文句なしでオススメ出来る逸品。今回は前後両方交換(後方は増設)なので、これを2セット購入。


ツイーター AIR CHANGE SPL-T002A

 今回選んだのがコアキシャルスピーカーなんで、ぶっちゃけ無くてもいいんですよね。ただまぁ、次のクルマ選ぶときに「嗚呼、ツイーターって飾りじゃないのね」と思ってくれればいいかなぁ、と。こちら購入したのは1セットのみ。もう1セットは前車に搭載してあったのを外して取っておいたので、そちらを流用するつもりでしたから。


作業開始

そんじゃ作業開始。ドアの内張を外していきます。事前にネットで分解情報なんかを見て、ばらし方の予習は済ませておいたので超早い。このあたりは事前情報のありとなしで全然違いますよね。

で、出てきました純正スピーカー。いや、見た目はかなりそれっぽいんですけど、外してみたら

「え!!何!!?軽ッ!!段ボールか何かで出来てるの!!??」

いや、誇張でも何でもないんです。ホント、驚きの軽さ。スマホより軽いんじゃね?と本気で思ってしまうくらい軽い。何で作ったらこんなに軽くなるの??


 次に、ツイーター用のクロスオーバーネットワークを組んでいきます。言い方は何かそれっぽいんですが、単にスピーカーとの間にツイーターを割り込ませるイメージです。ただ、純正配線は切りたくないので、スピーカーに添付されている変換ハーネスを加工して、間にツイーターを割り込めるようにします。正直、この加工だけ事前に済ませておけばよかったと猛省。


続けて、変換ハーネスを純正コネクタに繋ぐんですが、ここでトラブル発生。

「はえ?ささらない???」

そうなんです、取説に書かれている通りに変換コネクタの一部をカットしたんですが、ささらないんです。えー??

色々触りまくって原因判明。純正スピーカーがつながっていたコネクタですが、何らかの理由で純正でもスピーカーを接続する必要性が無い場合、ドアの内側にコネクタを固定しておくことが出来るフック部分が存在し、それが干渉してうまく接続できなかったようです。

自分のクルマだったらコネクタの干渉している部分をパチンとやってしまうんですが、嫁とは言え人のクルマというのは躊躇するもんです。

ひとしきり考えて、変換コネクタ側の一部をカットすることで対応。こんなこと取説にゃ書いてなかったぞい!!

続けて、純正スピーカーの固定に使われているグロメットを取り外しにかかるんですが、これが冗談抜きでめんどくさい!なるべく傷を入れたくないのでペンチでグリグリするわけにもいきませんし、ニッパーでパチンと切ってしまうなどもってのほか。可能な限り破損させず取り出すのに、相当な労力を要しました。しかもこれ、合計6本。気が遠くなる。。。

今回の作業時間泥棒の役半分がこのグロメット。ホント、何でこんな仕様なのか。。。


ここまできてしまえばあとはそれなり。バッフルを固定してスピーカーを装着。簡単に動作テストをして内張を戻していきます。

作業終了

嫁さんに試してもらった感想は、

「え?こんなにいろんな音が鳴ってたの!?」

でした(笑)。

聞きなれていた曲だったそうなんですが、純正で聞こえていなかった音が色々届くようになり、大変驚いたみたいです。

7000円でここまで変わるんだったら、もっとお金かけたら良くなるの?的なことを言われたんですが、音響系はこだわりだすと予算青天井なうえ、デッドニングなんかの方がスピーカー交換より費用対効果はでかいんだけど、そのうち乗り換える予定のクルマにそこまで施工する必要も無いでしょ?ということで一旦決着しました。

スピーカー交換の効果としては、大満足だったみたいですね。よかったー。

製品に対する総評

まずはカロッツェリアのスピーカーですが、正直入門クラスの製品としては素晴らしいコストパフォーマンスだと思いますね。バッフルに変換用ハーネスまで入って、この品質のスピーカーで1万円以下というのは、かなり頑張ってると思います。

レビューを見ると「バッフルの作りが良くない」みたいなことを書かれている方がいらっしゃいましたが、こだわるのであれば別売りのインナーバッフルを購入すればいいわけですし、この価格帯の製品にそこまで求めるのは少々酷じゃないかなーと思いますね。

むしろ、この製品を入門的に導入して「オーディオって面白い!!」と思っていただけてから、どういう方面に進んでいくのかを検討する、好奇心の着火剤的な役割としては十分でしょう。

ツイーターですが、えーと、結構難儀しました。いやね、ツイータそのものの評価としてはまぁまぁまずまずですけども、4000円近くしててあの加工精度はどーなん?というところがチラホラ。台座への取り付けが「カチッ」といかず、かなりの時間を取られちゃいました。

色々書きましたけど、作業結果に関しては大満足。

クルマ乗り換えるときにつけたスピーカーも持っていきたいと嫁さんは言ってるんですが、せっかくならもっといいのにすればいいんじゃないかな?と思ってます。一応元に戻せるようにグロメットや純正スピーカーはそのままとってはありますけどね。

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