2022年4月23日土曜日

ドラマにハマってまね事カスタムに本気になった話(準備編)

 えー皆様ご無沙汰しております。

今回のネタは、海外ドラマ絡み。まー私がドはまりする海外ドラマなんてのは、大抵メジャーどころじゃないやつなんて事ぁ説明するまでもないんですけども(24まともに観てないし)。

ナイトライダーに今更嵌ったんですね。ナイトライダー。

出典:AXN Co., Ltd. All Rights Reserved
 

ナイトライダー知ってる人いるかもだけど、かるーく解説するとですね、アメリカの特撮テレビドラマで、主人公が私立探偵のマイケル・ナイト。

で、会話が出来てあり得ない装備が満載されているクルマ「ナイト2000」にドライバーとして搭乗して、色んな事件を解決していくっていう、一話完結型の連続ドラマなんですな。

1作目が1982年に登場してるんだけども、実はですね続編が出てたんですよ!

https://tsutaya.tsite.jp/item/movie/PTA00007XN19

日本での放送は2012年だったんだけど、当時私コレ知らなくて!見逃しちゃったんですよ。

んで、どうしたかって?

そら買うんですよ、DVD-BOXをね!!ええ、買いましたとも!!

当時で、25,000円くらいだったかなぁ。レンタルで観てもよかったんですけど、近所のTSUTAYAには無いし(今みたいにオンラインでレンタルするサービスもまだ無かったしね)、1作目にどっぷり浸かった身としては、どうせ忘れたころに絶対観たくなるに決まっとるがな!とDVD-BOXでの購入を即決したわけで御座いますよ!!

ちなみにNEXTのクルマはマスタングがベースになってまして、ここは前作との大きな違い(前作はトランザムがベース)ですな。ただねぇ、1作目で初代主人公(デビッド・ハッセルホフ)が登場したりと、中々胸熱な展開だったりするんですよね。

今だったらオンデマンドでも視聴可能みたいなんで、興味ある人はググってみても良いかも。


そんで、つい最近久々に、ほんっっっっっとに久々にDVDを引っ張り出して観る機会があって、いやぁやっぱり面白いなぁとなったわけです。

 

はい、ここまでが前置きでした。

前置き長いって! 飽きられるんじゃないかと思ったわ!

ナイトライダーNEXTに登場するクルマがマスタングって話したと思うんですけども、やっぱりこういう魅せ方されると、タダでさえカッコいいマスタングなわけで、そらもうかっこいいなぁ!って思うわけですよ。

 

じゃあ、買うか。マスタングを

 

いやいやいやいやいやいやいや!ないないないない!!

独身時代ならまだしもですよ、私もう1児の父なわけですから、維持出来ないって!SG9いるんだし!!燃費やばいの知ってますし!


んで、どうしたかって?

作るか、夢のドリームカーを!K.I.T.T.を!

 

いや、結構真面目に考えたんですよ。そらマスタングは買えないけども、SG9をそれっぽく弄れないかなーって。

実際問題、音声認識可能なカーナビやら走行中に使えるAmazonEchoやらも出てきてますし、クルマと会話しながら走るってのは結構近いことが出来るところまで来てますからね。

 

 でもまぁ、観たことある人ならわかると思うんですが、K.I.T.T.と言えばアレなんですよ!

そう!ナイトフラッシャー!!

前方を赤いライトが左右にシーケンシャルで点滅するコレですね!これを何とかやりたい!

が、ここで大きな壁が立ちはだかります。

車両の「保安基準」です。


走行中の点灯は絶対NG!でも。。。

ご存じの方には周知の事実だと思うんですが、基本的にヘッドライトとテールランプを含め、ライトの色、明るさ、地上高などメチャメチャこまかーく定められてるんですよね。

前方に赤色を備えるのもダメだし、ウィンカー以外は点滅しちゃいけないので、ナイトフラッシャーに関しては色もNGなら挙動もNGと、まぁ無理なわけです。

ここまでは予定調和。うん、事前に調べてましたからね。


だ・け・ど!停車中ならいける筈!と考えたわけで御座いますよ!

停車中にどう使うのかって話になるかと思うんですが、例えばエンジンをオフった状態で予備のバッテリーから電源供給させてデコレーションするとか、ね。

んで、これを練ってるときに思いついたんですよ。どうせならただデコレーションで付けるのも面白くない!ドラレコの動体探知センサーの警報音を鳴らすスピーカーをバッ直じゃなくサブバッテリーからも供給させて、サブバッテリーの使用状態を外から確認出来るようにしたらいいじゃない!と。

 

でもね、ここでちょっと引っかかったんです。

停車中の灯火って、保安基準の設定本当に無いの?と。

 

調べてみたらね、あったんですなコレが

 「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」の第62条の2項がそうでした。

以下一部引用すると

2.自動車には、次に掲げる灯火を除き、後方を照射し若しくは後方に表示する灯光の色
が橙色である灯火で照明部の上縁が地上2.5m以下のもの又は灯光の色が赤色である灯火
を備えてはならない

~中略~

十 イモビライザ及び盗難発生警報装置の設定状態を灯光により通知する装置であって
車室外に備えるもの(光度が0.5cd超えないものであり、かつ、見かけの表面の表面積
が20平方センチメートル以下のものに限る。)

出典:国土交通省 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示

 「次に掲げる灯火を『除き』」なので、今回の様な盗難発生警報装置の類(必然的に走行中には使用しない装置)ならオッケーよ!って解釈だと思うんだけども、いまいちスッキリししません。

特にスッキリしなかったのは以下の3点

・見かけの表面積が20平方センチメートル以下って、発光素子のことなの?それとも発光素子を含むライトユニットのことなの??

・「通知する」装置ってあるけど、点滅はOKなの?NGなの?

・今回のようなナイトフラッシャーみたく、複数の発光素子が同時点灯せず、部分的な点滅を繰り返す場合、表面積はどう判断されるの?例えば50個のLED発光素子が並んでいるユニットを使用したとして、最大同時点灯が4素子の場合、表面積は50個の総和になるの?それとも最大同時点灯する素子の総和になるの??


これねぇ、悩むわけですよ。だってさ、解釈によっちゃどっちでも取れるわけじゃない。じゃあオフィシャルな回答はどうなのよって話になるわけで。

 

聞いてみることにしました! 宮崎運輸支局に!!電話で!

実は前回スモークテールレンズを自作した時も、レンズに組み込まれているリフレクターが機能しているとみなして貰えるかどうかわからんーってことで、一度相談させてもらった事あるんですよね。

 

まぁ私が気にしすぎっていう人もいるかもしれませんけども、無茶苦茶やっても自分が責任を取ればいいだけの独身時代とは立場が違うわけですよ。一応家族もいるわけですし。それに整備でお世話になってるお店さんやディーラーさんに迷惑かけるかも知れない訳じゃないですか。

でも、ここで運輸支局に「OK」を出してもらえればそれでいいわけですし、ダメなら取り付けやめればいいだけのお話ですからね。うん、実際NG貰ったらやめるつもりですし。

 

じゃあもう電話して聞いてみようと!

OKなら心置きなく弄れるし、ダメだったらすっぱり諦められるじゃにゃいか!と。

 

車内のドライブレコーダに搭載されている警報音発生装置の稼働状態を通知し、なおかつ装飾のためにLEDの発光素子を車両外装に組み込もうとしていることと、上記3点の疑問点ですな。

質問自体は一旦預かっていただき、回答は翌日頂けました。

結論としては、今回の発光素子がLEDチップであることと、走行中に点灯しない仕組みであるため、違法改造には該当しない、とのことでした。

ちなみに、

・見かけの表面積が20平方センチメートル以下って、発光素子のことなの?それとも発光素子を含むライトユニットのことなの??

→今回の様なLEDチップの発光素子の場合、発光素子の表面積になる。

 

・「通知する」装置ってあるけど、点滅はOKなの?NGなの?

点滅であっても問題はない

 

・今回のようなナイトフラッシャーみたく、複数の発光素子が同時点灯せず、部分的な点滅を繰り返す場合、表面積はどう判断されるの?例えば50個のLED発光素子が並んでいるユニットを使用したとして、最大同時点灯が4素子の場合、表面積は50個の総和になるの?それとも最大同時点灯する素子の総和になるの??

最大同時点灯する素子の合計表面積で判断される。

 

との事。いやーすっきりした!!

なお、ディーラーや整備工場に車を預けられる場合、電話で説明した「5極リレーを用いた点灯と消灯の仕組みについてお伝えください」と言われました。

※ちなみに今回の件、第三者が閲覧可能な媒体への記載については、実物を見ていない(=公式に検査の記録を残していない)という理由で、回答して頂いた方のお名前は伏せさせて頂く条件で許可頂きました。

 

宮崎運輸支局さん、こんなワケのわからん質問に丁寧に答えて下さり、本当に有難う御座いました!


これで準備はすべて整いました!(部品も全部揃ったしね)。

新型コロナのあんちきしょうのせいで、どこも行けないGWが一転、かなーり楽しみになって参りましたよ!


では、取り付け編等の続きは後日!お楽しみに!!

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