2020年9月20日日曜日

第10世代Intelでメインマシン環境を復活させる(ベンチ編)

記事の内容に入る前に

注意:今回の記載内容は、私の環境下で試験した結果を記載したものであり、結果及び示唆について、保証するものではありません。掲載された情報の利用によって生ずる一切の障害、損害、損失等関して、サイト利用者及び第三者に対して、一切の責任を負いません。

 

とりあえずマシンが完成して、ホッとしている私です。前回ブログのネタにした第10世代Intelマシンだけど、今回は動作検証も兼ねてのベンチマークと、ちょっと気になっていたことがあったので、そちらの実験結果をネタにしてみました。

 

気になっていたのは、マザボにあったCPU補助電源(4ピン)の件。今回購入したマザボには、CPU電源が8ピンと4ピンがあったんですが、電源ユニットからATX12V 4ピン/EPS12V 8ピンのコネクタのみ。今回購入したSeasonicの電源ユニットは、12Vが1系統しかないから、ペリフェラル電源から変換して接続しても多分無意味だろうと結論付けたんですが、マザボのメーカや説明しているサイトによって書かれていることがバラバラで、イマイチすっきりしません。


じゃあ、実際に挿してみたら何か変わるのか?というわけで、ベンチマークをとってみることにしたわけです。

今回用意したベンチマークは以下の2つ。

・CINEBENCH Release 20

https://www.maxon.net/jp/%E8%A3%BD%E5%93%81/cinebench-r20-overview/

今回はCPU電源周りということで、純粋にCPUに負荷をかけて試験する目的でCINEBENCHを用意しました。

 

・FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

http://benchmark.finalfantasyxv.com/jp/

言わずと知れたPS4タイトルのPC移植版ベンチマーク。CPUだけでなく、GPU等総合的に負荷をかける目的+動作確認で用意しています。

 

あと、消費電力の状態とピーク時の消費電力を調べるのに、

Open Hardware Monitor

https://openhardwaremonitor.org/

を用意しました。


それでは、実験開始。試験方法は以下の通り。

1.4ピンケーブルなしの状態で、CINEBENCHとFFベンチを実行。

2.4ピンケーブルを接続した状態で、再度CINEBENCHとFFベンチを実行。

3.ベンチの各スコアと、ベンチ実行時の最大消費電力を比較。

なお、ベンチマークについては、各々3回実行し、その平均値で比較することにしました。


では、結果から

〇4ピンケーブルなしの状態でのスコア

・CINEBENCH Release 20

 ベンチマークスコア:3167pts

 CPU最大消費電力(W): 76.6677w


・FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

 ベンチマークスコア:5778.33

 CPU最大消費電力(W): 54.6691w


〇4ピンケーブルありの状態でのスコア

・CINEBENCH Release 20

 ベンチマークスコア:3160.3pts(-0.01%)

 CPU最大消費電力(W): 76.5878w(-0.01%)


・FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

 ベンチマークスコア:5729.00(-0.01%)

 CPU最大消費電力(W): 53.2734w(-0.01%)


これはもう、「変化なし」って断言して良いんじゃないでしょうか?

今回はCorei5の定格動作環境下で試した結果だけど、これがi7だったり、OC環境になってくると、また違うのかも知れませんね。

あとは、他社製の電源であれば、もしかするとデータシート上は今回の電源のように12Vが1系統であっても、実際は内部で分かれていて、大きな変化が生じるような製品もあるかも知れません。考えにくいですけどねー。

あと、記事の最初にも書いておいたんですが、今回の検証結果は、あくまで私の環境下で試験した結果に基づいたものですので、読者の方の環境でも必ずしも当てはまるとは限りません。記載内容は参考程度に留めるようにして下さい。


とりあえず、ベンチマーク実施時にハングアップしたり、ブルースクリーンを出すようなことはありませんでしたので、兼ね問題なく動作していると見ていいのかな、と思っています。今度は何とか長生きしてほしいですねぇ。


ではまた!

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