2020年9月15日火曜日

第10世代Intelでメインマシン環境を復活させる(組み立て編)

拝啓、AMDマシンが1年足らずで逝きました。

どーも、マシンが壊れまくってる私です。いやね、壊れすぎというか、トラブル多すぎでしょ。いい子で動ていたのは組み立てて半年程度で、その後グラボの調子が悪くなって、ELSA製から玄人志向に交換、今度はm.2 SSDを認識しなくなってintel製に交換、そんで今回はブルースクリーンを連発。。。
マザボの販売元であるASUSのサイトに行ったら、BIOSの更新が結構かかってた(それだけ不具合あったってこと??)ので、ダメ元でBIOSの更新を試みた。その結果!!

・・・・完全に起動しなくなる。えー。。。
AMD社のバグ放置問題の記事を読んだあとだったこともあり、プラットフォーム自体への不信感がここでMAXに。これ以上時間をかけて復旧させても多分無駄だろうし、何より復旧したところでこんな不安定なマシン、使いたくなるわけがないだろう。。。というわけで使えるパーツを流用しつつ、この際なのでAMDのあんちきしょうなプラットフォームをぶん投げて、一斉刷新することにしたわけであります。

あーもう、本当に無駄な出費。。。

 今回のパーツ構成はこちら
・CPU Intel 10thGen Corei5 10400


普段ならCorei7辺りをチョイスするんだけど、とにかく高い。Corei7 10700(Kなし)でも4万円近く、i9にすると5万後半まで行ってしまう。どうせグラボはそこそこのを積んでるし、だったらFなし(GPU内蔵モデル)のCorei5を買って、差額を電源に割り振った方が幸せになれるかなーと。ゆくゆく値段がこなれたi9を買ってきて、余ったCPUはベアボーンか何かに入れてもいいしね。

・マザー MSI mPG Z490 GAMING PLUS

今回は本当に悩んだ。というのも、同価格帯でASUSのTUFシリーズもあったので。ただ、前回不良引いたのもASUSだったし、リビングPCのMSIボードは元気に動いているしで、じゃあ今回はMSIで行こう!となりました。

・電源 Seasonic FOCUS-GM-750(80PLUS GOLD)


今回のコンセプトは「安定」なので、ちょっとお高いけどSeasonicをチョイス。80PLUS GOLDの認定取ってるし、十分でしょう。本当はPlutiumが欲しかったんだけども。

・ケース SCYTHE 静寂 SEI-JAKU

1万円を切る価格帯と、5インチベイが搭載されている点に加え、フィルター系のメンテナンスが大変やりやすい所にひかれて購入。見た目は、まぁまぁ。


旧マシンから流用したパーツは以下
・GPU 玄人志向 GG-GTX1660-E6GB/DF

購入してまだ半年も経っていないグラボ。スペック的にもまだまだイケると判断。バカみたいに重たいグラフィックのゲームをする訳じゃないので、これで十分。

・MEM CORSAIR DDR4 16GB CMK32GX4M2A2666C16 ×2
Ryzenマシンを組んだ時に購入したもの。容量的にも十分だし、もし使えない様なら買おう位で流用。メモリエラーも出てないしね。

・SSD Intel SSD 760p M.2 PCIEx4 256GBモデル SSDPEKKW256G8XT
Ryzenマシンがすこぶる調子悪くなった時に、SSDの不良を疑って購入したもの。まぁ結果的に解決には至らなかったのだけど。

・SSD PLEXTOR M9PeGシリーズ SSD 512GBモデル PX-512M9PeG
こちらが前回Ryzenマシンがおかしくなった時の犯人だと決めつけてたSSD。Intel製SSDに交換してもなお症状が変化しなかったって事は、コイツまだ生きてるんじゃね?と言うわけで流用。別に置いてても使い道無いしね。


では早速組み立て開始。
CPUクーラーに回す方向っぽい矢印が書いてあるから、「あー、こっちに回して取り付けるのね」なんて思ってたら、書いてある矢印はリリース時のもので、ロックするときは回しちゃいけないという罠に嵌り、無駄に時間を使う。

難儀するスイッチパネルピンの接続はすんなり成功。ただ、ケースの加工精度が絶望的に悪いため、バリがかんでてシャーシネジがきちんとつかなかったり(力技で逝った)、裏配線のスリットが絶妙に悪い場所で綺麗に取り廻せなかったりと、色々愉快な事に。

大方くみ上げて、最後の電源ケーブル接続に至ったところで思わず手が止まる。
何でCPU電源がもう1本あるの?
電源ユニットからATX12V 4ピン/EPS12V 8ピン兼用のコネクタは出てたから、それはマザボの8ピンに挿したんだけど、それとは別に4ピンのコネクタがある。何だこれ??
パッと見、オーバークロックするときにCPUに大電流を供給するための電源っぽいけど。。。うん、素直にググろうか。


判明。大方の予想通りというかなんというか、やっぱりオーバークロックな使い方をするときに必要になる補助電源てことみたいね。


ただ、今回購入したSeasonicの電源であれば、多分接続する必要は無い筈。というのも、スペックシートを見ると12Vで62Aも出力がある。変換ケーブル等を使って12VのATX電源から引いてきても、12Vが2系統に分かれているモデルじゃないので、多分無意味かな。

ちなみに、スペックシートに記載されている各電圧ごとの供給系統はこんな感じ。
+3.3V
メモリ、PCIスロットへの供給。メモリのOCなんかをするときは注意したほうがいいかも。

+5V
マザーボード、PCIスロットへの供給。あんまり気にしないかな。

+12V
CPU、グラボ、ストレージへの供給。大抵ここが足りなくて不安定になる。電源によっては2系統以上持っていることもあるけれど、独立している系統の片方が不足すると、システム全体が不安定になってしまうので、最近のハイエンド系電源は+12Vを1系統に束ねることで出力を増やし、特定の系統のみ電源供給が不足するという事態を避ける設計になっているものがとても多い。今回購入したSeasonicの電源もこの部類。

-12V
何に使うんだろう。未だに謎。誰か教えてほしい。

+5Vsb
スリープ時、省電力モード時の供給。気にしたことないなー。

ただまぁ、手が止まったのはここくらいで、SSDの実装、ストレージ搭載、グラボ搭載はすんなり完了。m.2 SSDを使用する場合、マザボに搭載されているSATAポートのいくつかが使用不能になるのはすでにドはまりした経験があるので、組み立てに入る前に事前調査済み。特に今回は2個m.2 SSDを搭載するので、組み合わせ時に何番ポートが使用できないか調べておいたところ、
・1番 使用可能
・2番 使用不可
・3番 使用可能
・4番 使用可能
・5番 使用不可
・6番 使用不可
になるのが分かったので、2番を避けて光学ドライブ1個、HDD2発を接続。
これさぁ、使えなくなるポートの色を塗り替えるとか、わかりやすくしてくれたら本当に助かるんだけどなぁw。

あとは起動してBIOSからパーツの認識状態を確認。特に問題らしいところもなかったのでOSをインストールしたんだけど、すんなり成功。前のマザボで嵌ってたアレはマジで何だったんだろうと思う時間。。。

結局、組み立てから電源ぽちーのOSインストールまで、3時間かからずに終わってしまった。記事としてもかなり長くなっちゃったので、実際の使用感やベンチマークの結果等については、また後日。

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