ではでは、屋久島初日である8月8日後編です。
食事を済ませた二人は、早速白谷雲水峡に向かうことに。大体車で40分くらいだったかと思います。
で、到着、するなりいなやいきなりの土砂降り。
でもまぁ、これも十分予想できたことだったんで、さっさとレインコートを着込んで出発します。
入り口で協力金300円を支払い、山歩き開始。一部のルートが増水してて通れないと言うことだったので、急遽ルートを変更。ボリューム的にはチト少なめなルートになってしまいましたが、まぁしょーがないですね。
屋久島の森は雨の日こそ観るべき、なーんて事をブログか何かでちょっと読んでいましたが、確かに苔むした感じは雨降りの方が絵になりますね。
撮影はヒジョーに苦労しますが…
つり橋から沢を撮影。ちょっと分かりにくいですが、かなり流れは早かったですよ。
この辺で、ヤバければ引き返すことも考えねば、なんて事を考えたりします。
雨がおさまったところを見計らって撮影。
手持ちはこれがやっとでした。
くぐり杉、根元が潜れるんですよね。行きで天候があまり良くなかったんで撮影はあきらめてたんですが、帰り際雨が一時的にあがってくれたので、撮影出来ました。
苔むした感じがまさに、といった感じですね。
もののけ姫のモデルになった、納得です。
この日はこの後ホテルに戻って夕食をとって終了。
10時には就寝、と思っていたんですが
「携帯が、壊れちゃった」(by友達
…はい?
聞くと、土砂降りの中、バックパックの外にあるポケットに入れておいたら、水没したらしいとの事…。
だからジップロックを一枚あげるって言ったのにぃいいい!!
仕方が無いので、私の携帯を使って友人の自宅に緊急連絡は私の携帯番号にかけて貰うように頼みます。。。やれやれ。
その後、モーニングコールをセットして、ようやく就寝。
明日はいよいよ、縄文杉登山です。
8月9日
3:00、起床です。念のため伝えておきますが、午前3:00です。
シャトルバスが出る屋久島自然館までは、レンタカーで向かいます。
当然、道は真っ暗。
4:45、荒川登山道に向かうシャトルバスに乗り込みます。まだまだ暗いです。
揺られること40分前後、荒川登山道入り口に到着です。トイレを済ませて早々に出発します。トロッコ道の終端までは、トイレがありませんから、キッチリ済ませて出発です。
トロッコ道の廃線を登山道として向かいます。こんな道が大体2時間くらい。
枕木と枕木の間が微妙にまばらな上、結構暗いので足元を注意しないとこけそうになります。
ある程度日もあがってきて、明るくなってきました。
昨日から雨続きだったせいか、若干増水気味ですね。
夫婦杉、ですね。枝が繋がってるの、分かりますか?
元々別々の杉だったらしいですよ。ちなみに手前が夫で、奥が妻だそうです。
この後、雨が降ったりやんだりしながら、縄文杉を目指します。
濡れるし蒸し暑いしで、結構体力を毟られます。
そして最後の最後でこんな階段が待ってるんですよねorz。
いや、知ってましたけど…
これを登れば、縄文杉とご対面です!
縄文杉、ご対面…
…息を呑むって、こういうことを言うんでしょうね。写真ではうんざりするほどポスターやらで見ていたはずなのに、やっぱり本物見ると全然違いますね。
ちなみに、縄文杉の樹齢ですが諸説あって、7000年とも言われているんですが、最新の学術的な調査によれば、3000年前後だそうですよ。
その後、昼食を済ませて下山します。
はい、ウィルソン株です。行きは人であふれ返ってて、ゆっくり見れなかったんですよね。
コレ中に入って、上を見上げることが出来るんですよね。
で、見上げて何が見えるかと申しますと…
見事にハート型ですね。特定の場所から見るとハート型に見えるんですよ。
結構有名なんですが、中々ハート型に見える場所を見つけ切れませんでした。事前に見える場所も調べてあったはずなんですけどねぇ。。。
翁杉ですね。太陽が出てきてくれたので、手持ちでギリ行けました。
『仁王杉』。これまた帰り道です。行きはまだ日が出てきたばかりで薄暗かったですからねぇ。
最後にトロッコ道入り口まで戻って来て、登山終了。
この時点で全工程9時間45分、22キロ歩きっぱなしでした。
いやぁ疲れた。ホンキで疲れた。一緒に行った友達なんか、残り40分のラストスパートは終始無言になって、どうしたのー?って聞いたら、
疲れてしゃべる元気も無い、だそうです(笑)
この日はこの後どこかに行く元気など、あるわけも無く、ホテルに戻って夕食となりました。
せっかくなので、夕食時にカクテルを貰って登山成功をお祝い。
これにて、縄文杉アタックは終了。
次回、屋久島最終日へと続きます。
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