2026年6月7日日曜日

他人事じゃないかも?第8世代IntelマシンなのにいきなりWindows11がインストールできなくなったよ

どうも皆様ぐーてんもるげん。日々のトラブルには事欠かない私です。

今回のネタはWindows11の再インストール。
普段なら何のことはない「ハズ」だったんだけど、まぁまぁ酷い目にあったんだこれが。

事の発端は検証機の動作不良

 この検証機、データベースの動作チェックやクエリの試験なんかに使用してます。当然ながら、頻繁に環境の作り直しや、検証に必要なソフトのインストール、アンインストール作業を繰り返しているんだけど、アンインストールしたソフトの残骸が何故か残っている、削除したはずのサービスが動いているといった問題が発生。
 こういうトラブルの場合、原因を追究するよりはサクッとOSをインストールし直した方が早い。ただ、普段使用しているソフトや環境の再導入作業という、くそだる作業が発生してしまいます。
 しかーし!今回の環境はさっきも書いた通り検証機!元々ぶっ飛ばすことを前提にしていたのでローカル保存しているファイルはもとんどなく、また特別導入が面倒なソフトも入れてません。まぁ、必要ならまた入れればいいのです。
 というわけで、Windows11の再インストール作業を始める事に。
 無論Windows11のインストールメディアは手元にありますが、古いものを使ってやるなんてことはしません。インストール自体は問題なく出来るかもしれませんが、その後大型アップデートをWindowsUpdateで大量に適用する悪夢が待っているからです。なので、面倒でも毎回インストールメディアを作成しなおします。
 今回もサクサクとWindows11のブータルメディアを作成します。

インストーラが起動しない

 明らかにおかしい。BIOS上でもきちんとブータルメディアは認識しているし、起動優先順位も問題ない。手動でブートデバイスをブータルメディアにしても動かない。何だこれ??
 BIOSの設定がおかしくなっちゃったのかなーと思い、色々とチェックするも問題なし。
・UEFIモードは有効
・Secure Bootも有効
とどめにUSBのブータルメディアを2度作り直してみても駄目。インストールに使うメディアを変えても駄目。なんだこれ??

突破口はまさかのBIOSの誤操作

 ここまでいくとあれこれ弄ってトライアンドエラーを繰り返すしかありません。この時点でも「第8世代プロセッサだぞ?Windows11サポートしてるだろうに・・・」という考えは一ミリも動いていなかった訳で。
 で、何を思ったのかセキュアブートを無効にしてみました。
 ええ、起動する訳が無いんです。Windows11の導入必須条件はTPM2.0とセキュアブートが有効であること、ですから。

ほーらやっぱりね、動いてる。え?動いてる??
 

 目の前で起きてることに軽く衝撃を受ける私。何でなのさ、Windows11の必須要件を満たせない設定に意図的に変えたんだよ!?動かなくなる筈なんだよ!?なのに何で動かない設定にしたら動き出したのよ!?誰かボクに説明してよ!?わけがわからないよ!! (CVキュウべえ)

 まぁ当然ながら、セキュアブートが無効であること、TPM2.0に対応出来ていないメッセージを出してWindows11のインストーラは止まった訳ですが、さっきまでの枕画面でno boot device を大量に表示していた所からすると確実に前進。加えて、Windows11のインストール環境チェック機能が、「正しく」エラーメッセージを返した事実により、ブータルメディアの作成にしくじっている可能性もここで消えます。

 念のためセキュアブートを再度有効にすると、やっぱり「no boot device・・・」のメッセージ。どういうことなの??

 モノは試しに、セキュアブートを無効にした状態でWindows11をインストールする為に、レジストリの変更で無理やりWindows11をインストールする方法を実行します。前にブログでネタにしたアレですね。
※ココでインストールウィザードの解像度がおかしくなっていたんですが、特に疑問に思わず先に進めてしまいます。
博識な方はお気づきでしょう、これが後の大失態に繋がります。。。

 でまぁ、この程度の対応で完了できるわけが無いとタカを括っていたんですが
 まさかのインストール完了。ええ?
そんでいつものように再起動!すると

OSが起動しなくなりました。はぁ!?

インストールはエラー無く完了していたので軽く狼狽。違うと言ったらレジストリでセキュアブートとTPM2.0の回避を行ったことと、画面の解像度がおかしかったくらいで。。。
うん??画面の解像度がおかしい?それじゃあまるでUEFIモードじゃなくて、レガシーモードでインストールしたみたいな。。。
※Windows11はUEFIモードでないと起動しません。

ここまで考えを巡らせて過ちに気付き、まさかと思いBIOSを確認。
あああ!!やっぱりUEFIモードからレガシーモードに切り替わってる!?

 どうもセキュアブートを無効にした際、モード設定もUEFIモードからレガシーモードに切り替えられてたみたい。
 Winodws11のインストールウィザードの解像度がおかしかった時点で気付くべきでした。
※というか、GPTパーティション以外からWindows11は起動出来ないんだから、レガシーモードでインストーラが動作すること自体、問題じゃないのか??

 ここで再度、セキュアブートを無効にし、UEFIモードに設定してWindows11のインストールを実施。
 途中でレジストリの設定のあれをやってね。

 結果、インストールはすんなり成功、Windows11も問題なく起動します。
その挙動は、Windows11のサポート対象外となった第7世代プロセッサ環境に対し、無理やりWindows11のインストールを試みた時そのもの。
 はっはっはっ!これじゃあまるで、第8世代プロセッサがWindows11のサポート対象外になったみたいじゃあないかw

原因はBIOSとDBXだった

 そもそもの原因は、CPUの世代「だけ」でWindows11へのサポートの有無を判断したことですな。今回、問題になった「DBX」とは、「Secure Boot Forbidden Signature Database(セキュアブート不許可署名データベース)」のことで、本来ならば脆弱性の確認されたブートローダーの起動を許可しない、ブラックリストとして機能しています。
セキュアブートはその性質上、信頼できる署名が付与されたOS、もっと言うとブートローダーだけを起動許可しますが、過去に起動が許可されたブートローダであっても、何らかの脆弱性が発見された場合、WinodwsUpdateでブラックリストにブートローダーが登録されます。また、新たなブートローダがリリースされた場合、同様にDBXにブートローダの情報が追加されていきます。
 WindowsUpdateが問題なく実行できて、DBXの更新も滞りなく実行出来ている間なら問題ないのでしょうが、今回のようにマザーボードのBIOS側の設計が古く、DBXの更新を正しく受け入れられない場合、ブートローダーのホワイトリスト・ブラックリストがうまく更新されなくなってしまいます。
 Microsoftが公式にリリースしている、Windows11のインストールメディアクリエイションツールは最新版のビルドでインストールメディアを作成します。
結果、今回作成したインストールメディアに搭載されているブートローダーの情報がDBXに記載されていなかったため、セキュアブートが有効な環境下ではリカバリが実行出来なかったんですね。
 で、第7世代プロセッサ端末にWindows11を無理やり導入作業した時と同様、セキュアブートとTPM2.0を無効化することで、Windows11のインストールが完了出来たわけです。やれやれ。

Windows11対応可否を、CPU世代だけで判断するとえらいことになる

 もうね、総括としてはこれに尽きるでしょう。付け加えるなら、過去にWindows11が使えてた端末であっても、必ずしもWindows11の入れ直しが成功するとは限らないということでしょうな。今回はたまたま第8世代のプロセッサで問題が出ましたけど、第9世代、第10世代のプロセッサであっても、自社開発しているBIOSを搭載している端末や、小さい企業の作成したウェアラブルPCの類は、BIOSの設計が旧来のまま維持されている可能性も十分あり、こういった場合比較的短期間でBIOSの更新がストップしたり、更新版BIOSが全くリリースされないということも珍しくありません。
 結果としてDBXの更新がうまく処理されなくなってしまい、購入後短期間で端末のシステム的な寿命を迎えてしまう訳です。ひっどいね。

相変わらずのアナウンスの雑さにうんざり

 今回の件、本来ならばMicrosoftやIntel、端末の製造元から何らかのアナウンスがあって然りじゃないです?ユーザからすれば、本来Windows10が最終リリースのバージョンだと言われていたのにいきなりWindows11が現れて、しかもハードウェアの要求内容が、従来のWindowsと比較しても段違いでややこしくなり、トドメに今回の件。Microsoftが公開しているCPUの対応リストにしても、大型アップデートが適用される毎に更新される旨のお知らせがあるべきだし、ユーザに対しても対応リストは永久不変なものではないんですよーと、お知らせすべきなんじゃないですかね。
 メーカーについては5年間のバージョンアップを完遂した時点で、製造者責任は果たしているとは思うけど、それでも「次バージョンからは適用出来なくなりますよー」みたいな一言、あってもいいんじゃあないの??
 Microsoftとメーカ同士で、このあたりの情報共有されてないのかな。MicrosoftがSurfaceをリリースした時にPCベンダとMicrosoftとの関係が超険悪になったけど、あれが尾を引き続けてるのかな、と邪推してみたり。
 まぁ仮にそうだとしても、エンドユーザが割を食うのは全くもって納得行かないけどね。


 これって業務用PCではかなり厄介な問題で、個人用PCであれば、今回実施したようなセキュアブートの無効化処理で無理やりWinodows11を入れて延命させることはできると思うけど(公式サポート外の環境になるリスクを理解した上で、ね)、ある程度セキュリティが担保されていることを絶対とする、機密性の高い情報を扱う業務用PCではそうは行かない。もしかするとソフトによってはセキュリティ要件を満たせていないという理由で起動不可能になったり、業務提携している会社間で締結している情報取り扱いに関する契約違反なんてことになっても、全く不思議じゃあない。
 つまるところ、昨日まで使えていた環境が、大型バージョンアップが行われたある日を境にパッチの適用が受けられなくなり、「動くんだけど使えない」という悪夢のような状況になる可能性も十分考えられる、ってことになるわけです。
 うちのオフィスでは問題になっていないからへーきへーき!とタカを括っている、そこのあなた!あなたに言ってるんですよ~。

 物を大切に使うことはもちろん大事だけど、延命はほどほどにして、適切なタイミングで環境のリプレースを計画的に実施する必要がある、ってことですな。

 ちなみに、セキュアブートを無効にして無理やりWindows11を入れた端末ですが、問題なくWindowsUpdateも完了し、元気に動き出してしまいました。
 これで晴れて、「いつWindowsUpdateで爆ぜるか分からない、最悪の爆弾の埋まった黒ひげ危機一髪マシン」と相なったわけです。
 これさぁ、ヘンテコインストールしている環境だって絶対気づけないよね。やばいんじゃないかなぁ??

今回のお話はここまで!
ではまた!!(・ω・)ノシ

2026年6月5日金曜日

フリーノサポート終了で困り果てたので、Magic Noteを買ってみたよ!

 どうも皆様ぐーてんもるげん!梅雨ですねぇ、嫌ですねぇ。
相変わらずなガジェットライフを送っている私です。

今回のネタは電子ノート。以前本ブログでもフリーノを買ったのを取り上げたことがあったと思うんですが、今回は買い替え編になります。

参考:XP pen公式ストア


事の発端は「フリーノサポート終了のお知らせ」

 もうね、びっくり!だってね、ハード自体はかなり気に入っていたし、データもまめにバックアップしていたから「壊れたら同じものを買おう」と本気で思っていた位でしたから、そらガッカリですよ。ハイ。
 ハードが死ぬまでは騙し騙し使うかーと思っていたら、起動に失敗したりを繰り返しはじめてしまう始末。トドメにEvernoteのサポート終了。対応予定はないとのことで、こらもう修正版FWのリリースも絶望的だな、と。
 こうなったらもう、代わりになる製品を探すしかありません。
ちくしょうめぇ!!

難航する後継機種探し

 絶望に打ちひしがれながら、フリーノの代わりを探すべく、私は単身Amazonの奥地へと向かったのでした。
 まぁ、フリーノ買うときも結構調べてたので、候補のラインナップはそんなに変わり映えはしなかったんですけどね。最初は。

・クアデルノ
 富士通が提供する電子ペーパーノート。製品自体の作り、コンセプトは全く申し分ないのですが、如何せん高い。付属品も高い。そして社外品が使えない。加えてサポート時のトラブル報告をネット上で見つけてしまい、国内メーカゆえの安心と信頼が瓦解してしまうダブルパンチをお見舞いされ、あえなくノックダウン。

・SuperNote
 ペンが独特だったのと、これまたサポートで揉めた記事を個人サイトでちょこちょこ見つけたのでげんなり。トドメは大手のレビューサイトに良いこと「しか」書いてなかったこと。こういうガジェットは何かしら不満点はあるわけで、何にもデメリットが無いってことはないだろうと。こういう製品は掴むと碌なことがない。

・iPad
見えている安牌。大抵の人なら間違いなくこのコースを選ぶと思う。ただ、個人的にApple製品が好きじゃないので、除外。理由は聞かないで。

なんということでしょう。万策尽きてしまいました。

突然現れたダークホース「Magic Note」

発端はXの広告。電子ノートをググってまわってたからじゃないかな。
第一印象はXに現れた広告ってこともあって
「カラーのAndroidタブレットにペンを付けただけでしょ?電子ノートとかちゃんちゃら可笑しいわ。ハッw」
と思っていたんですが(何様w)、メーカーサイトを見たら書き心地に徹底的にこだわった、ガチンコタブレットであることを知って驚愕。
調べてみたらセミプロ向けの製品を多数リリースされているメーカで、信頼性もありそう。え?コレ良くないか???
唯一ネックだったのか「価格」。定価で6.5万円と、純粋にタブレットとしての性能で評価したらとてもコスパが良いとは言えません。だって、これだけ出したら結構いいAndroidタブレット買えちゃうもの。期間限定で25%オフが適用されたものの、それでも約5万。買ったことのないメーカの製品でしょう??うーん。

個人的訓戒に従う

ずばり「買わない理由が値段だったら、買え」。というわけで、数日悩みまくり、同等製品を検索しまくったもののベストバイな商品に出会えなかったので、購入!
注文時に本体買ったらカバーと替えペン先、スタンドまで付いてくる事を知ってさらに驚愕。価格的にはクアデルノと大差ないと思っていたんですが、ここで心理的に「こっちの方がトータルしたらお得じゃないか?」と印象が逆転し始めます。

製品がついに到着!

第一印象は「重たっ!」今まで使ってたフリーノが240グラムなのに対し、今回購入したMagic Noteは約500グラムと倍以上!
今まで飲みかけコーラの缶を持ってたのに、それがペットボトルになったようなもんですから、そらぁ重たい。
ただ、アルミベースの筐体やスイッチ類もチープ感はほとんどなく、作りはとてもしっかりしている印象。スタイラスがマグネットで「カチッ」と収まる感じも非常に心地良い!
唯一誤算だったのは保護フィルムが無かったこと。レビューの記事で「保護フィルム貼られた状態で出荷されてる」とあったので用意しなかったんですが、見た感じ「え?フィルムないよね?」納品書を見ても保護フィルムは記載されてないし、こりゃ液晶むき出しじゃないの?となり、慌てて注文。
知っての通り、世間に出回っていない製品には、当然ながら適合するサプライも少ないわけで、こんなドマイナーな製品にピッタリあうフィルムなんてそう簡単に見つかるわけがない、と覚悟してたんですが
あったんですねー!我らがPDA工房!ヘンテコガジェットを買いまくる私にとっては、もはや駆け込み寺状態であり頼れるショップであり神なのです。ちょっと高かったけど注文。傷付けるかも!?って心配しながら使うのは精神的にも絶対やなので。
 で、実際にフィルムが届いたので貼ってみたんですが、もうね、流石の一言。サイズはぴったりなのはもちろんの事、書き心地が更に改善!
 特殊加工されたガラス面でも十分紙感があったんですが、まだまだ若干のツルツル感もあったんですよね。例えていうならポスター用紙から大学ノートの紙感にアップグレードされた感じでしょうか。適度な抵抗感が紙にボールペンで書いてるような感触を演出してくれました。抵抗感がある以上ペン先の摩耗は間違いなく早くなるでしょうが、この感触の代償としては正直小さすぎると感じざるを得ません。付属で20本も替え芯があるんですし、駄目になったら買えばいいのです。
 追加のフィルム施工!これは本当にオススメ!ツルツル感があるなーと思った方、是非お試しを!!

これですべての手札は揃った!というわけで、実戦配備開始!

J Notesのフル機能版がついてくる

本製品に搭載されているXP Noteですが、実はAndroidアプリ「J Notes」のアレンジ版。有償ソフトとして提供されているソフトがベースになっているので、今後の更新も期待できるんじゃないですかね。

かなり見やすい!

そりゃ電子ペーパー使ってたやつが、液晶タブレットにすればそうだろうよと言われそうなんですが、ちょっと違うんですよね。ノングレア加工されているからというのも多少あるとは思うんですが、なんというかギラギラしてないんですよ。表示が気持ちあっさり目な味付けで出てきたというか。説明が難しいんですが、普通のタブレットと比較すると、読みやすいんですよね。文字が。
そしてやはりカラーというのは良いもんですね。今まで使ってた電子ノートがオールモノクロだったので、それが当たり前だったってのはあると思うんですけど、気になる箇所だけマーカーで色を付けたり、図解するときに数色使って書くだけで格段にわかりやすくなるんですよね。資料に追記した箇所もわかりやすいし。

PDFの範囲指定スクリーンショット機能が結構使える

PDFを外部からインポート出来るのは知ってたんですが、部分的に切り抜いてノートに張り付けられる機能があったんですね。
これね、手順書や資料を抜粋してメモとしてまとめる時にかなーり便利!
今まではノート見ながらPDFを開けなかったので、ノートとPDFファイルのビューアを行ったり来たりしてたので。

とまぁ、感激ポイントをさらさらと挙げてきたわけですが、まぁ不満点と言うか、ぶっちゃけイラッとしたポイントが無い訳じゃなく。

全体的にUIに難

これはモノ申したい!何でこんな仕様にしたんだろ!
まず1つ目。直線を引きたいだけなのに、ツールの場所がわからない。ヘルプにでも書いてあるかなーと思ったんだけど、まぁ見つからない。ペン先の太さや色の変え方は直感的に何とかなったけど、ツールバーが左右にスクロールできるなんて気付かないよ!!これはチュートリアルに入れてて欲しかったなぁ。

これが件のメニューバー、左右にスクロールさせてみると・・・


罫線ツールや図形ツールが出てくる。。。こんなんわかるか!?


ふたつ目は「オンライン状態のときとオフライン状態のときとで、選べるノートの表紙とフォーマットが違う」何を言ってるんだといわれそうだけど、端末をオフラインにしたら、大学ノート調の表紙と罫線(細)が選べなくなってた。んん?もっとフォーマットあったよね?となり、ナニコレ!?バグったの!?と外出先で軽くパニックになった。取説に書いとこうや。

Magic Noteがオンライン状態のときに選べるノートの表紙はこんなにあるけど

オフラインだとこの通り。まぁ表紙なんてあとで変えれば何とでもなるからまだいい。
問題はテンプレート。

オンライン状態だとこれだけあるのに

オフラインになると地味に減る。特に罫線(細)はかなり出番が多いので、実に困る。


最後3つ目!ロックを解除していなくてもノート使えちゃう!
スリープ状態になった後、カバーを開けると自動復帰してくれるんだけど、画面ロック解除なしでいきなりノート開くんですよね。
そりゃあ確かに開いたらすぐに書き始められる方が便利だろう!ってことなんだと思うし、実際そうなんだけどさ、せめて設定で「ノートを開いているときは画面ロックを無効化する」をオン・オフ出来るとか、変更出来ないかなと。
しかもね、ロック状態だと、コピペが出来ないとか、画像の貼り付けが出来ないとか地味に機能制限がかかる。これまたさっきと同じで「何!?壊れたの?壊れたのは私?」となり、パニックになり、心臓に悪い思いをしたよ。
だから取説に書くなり、チュートリアルに記載するなり、やりようがあったでしょー?



総評、誰にでもはお勧め出来ないが、グッと来るユーザは間違いなくいる

正直言って、安くもないし重たいし、別段キビキビ重量級アプリが動くわけじゃあない。けど、「書く」ことにここまで特化したAndroidタブレットという分野では、間違いなく独壇場だろうし、実際電子ノートとしての書き心地は素晴らしいの一言。だからこそ、UIやら細かい所で地味ーに点を落としているのが実にもったいない。アップデートも積極的に行ってるみたいだし、今後の発展には期待できるんじゃないかな。

ではまた!(・ω・)ノシ

2025年12月19日金曜日

PCでゲームを快適に遊びたい!3万円でグラボを買ってアップデートを目指す!(後編)

 どうも皆様ぐーてんもるげん。一足先にクリスマスプレゼント受け取っちゃった私です。
ええ、そうです。遂に届いたんですよ!例のブツが!

じゃーん、こちらが届いたグラフィックボード「GAINWARD GeForce RTX 3060 GHOST 12GB 」になります。

化粧箱も梱包材も揃っていました。中古にしてはかなり状態がいいんじゃないですか!

ここでワンポイントアドバイス。
初めてパソコンを組み立てた時や、アップグレードしたときは、必ずパーツの写真をスマホで撮っておきましょう。将来的にアップグレードや買替が必要になった場合、今使っているパーツの情報というのは意外と覚えていないものです。
特に電源ユニットは場合によっては買い換えの必要が出てくるため、モデル情報等が正確に把握出来ていると、ショップで店員さんに相談する際に有効活用出来るので、後々のアップグレード時の部品選定がラクですよ。
撮影日時から保証期間の有無も容易に判断することが出来るので、大変便利です。


組み込み作業開始
作業を始める前に、背面の電源ユニットにあるスイッチをオフにします。
スイッチが搭載されていないユニットの場合、電源ケーブルを抜きます。
その後、グラフィックボードに接続されているケーブルをすべて抜きます。

側面パネルを開けたら、目的のグラフィックボードにアクセス出来ます。
補助電源ケーブルを抜き、ネジを外します。
ネジを外す際、着磁しているタイプのドライバを使用すると、誤ってネジを落とさずに済みますよ。なお、着磁ドライバが帯びている磁気は、PC内のパーツに悪影響を及ぼさないようにするため、そこまで強くはありません。過信されないように!

ネジを外したら、グラフィックボードが挿さっているスロットの端にロック機構があるので、それを外します。ロック機構はマザーボードによって異なる為、マニュアルをしっかりと確認しておきます。
ロック機構を解除したら、スロットの端子部分に触れない様に注意しながら、グラフィックボードを取り出します。ひっかかるような感触があった場合、無理に取り出してはいけません。何が干渉しているのか、しっかりと確認します。

取り出したグラフィックボードは、新たに導入したグラフィックボードに問題があった場合に再使用する可能性があります。粗雑に扱わない様にしましょう。

古いグラフィックボードを取り出した時と同様、端子部分を直接触らないように注意しながら、交換用グラフィックボードをスロットに差し込みます。
きちんと入れば金属ブラケットがケースにピッタリと合い、端子部分がスロットに完全に隠れている状態になるはずです。 

その後、補助電源ケーブルを接続します。補助電源ケーブルは、種類や向きを誤ると接続出来ない様になっています。うまく差し込みが出来ない場合、挿し込もうとしているケーブルの種類や向きに誤りがないか、確認します。

パーツの入っていた箱や梱包材はすぐに捨てない様に!
初期不良等の対応を依頼する際、箱や内部の梱包材などの欠品があった場合に、交換に応じて頂けないことがあります(マジ)。
特に購入したパーツがネット通販により入手していた場合、送り返すことになりますので梱包材も残しておきましょう。
適当な梱包材や箱は、中々見つからないものです。

ファンにケーブルが接触していないことを確認したら、側面パネルを閉じます。
その後、モニタケーブルを再度接続し、作業開始時に切っていた背面の電源ユニットスイッチを入れます。
マルチモニタ環境の場合、先ずはモニタ1枚で動作確認しましょう。ドライバインストールがうまく行かない事があります。

パソコンの電源を入れ、OSを立ち上げたらドライバを入れ直します。
一見すると画面が表示されているので、問題無いんじゃないか、と思われるかもしれませんが、殆どの場合互換ドライバで動作しており、パーツの本来の性能を発揮出来ていません。ドライバCDが添付されている場合もありますが、可能であれば公式サイトから最新版のドライバを入手し、インストールする事をお勧めします。
ドライバのインストール自体も時間を要するケースは少なくありませんので、時間に余裕をもって、落ち着いて作業を行います。

一見するととても難易度の高そうな作業に見えますが、適切な工具が揃っていれば、ご自分でも出来る作業です(CV エド・チ〇イナ)。
持ち込みのグラフィックボードの交換をショップに依頼した場合、5000円から場合によっては2万円程かかります。低コストのアップグレードを目指しているのであれば、チャレンジする価値は十分あります。
作業を行う場合は焦って行わない様に。手順を確認しながら落ち着いて作業しましょう。


お待ちかね!ベンチマークテストの時間です!
予告していた通り、使用したのはFF15ベンチ。
GeForce1660搭載状態とGeForce3060に換装した状態で計測を行いました。


先ずは、従来のGeForce GTX 1660装着状態から。

GeForce GTX 1660 VRAM 6GB 高画質 4108


GeForce GTX 1660 VRAM 6GB 標準 5337


GeForce GTX 1660 VRAM 6GB 軽量品質 7265


続いて、GeForce RTX 3060 VRAM12GB!いーやっふぅ!!

GeForce RTX 3060 VRAM 12GB 高画質 6629


 

GeForce RTX 3060 VRAM 12GB 標準  8558 


 

GeForce RTX 3060 VRAM 12GB 軽量品質 11347

 

平均して約62%の性能アップ

 

さて、いくらかかったのでしょう?

グラフィックボードが送料込みで28,762円
パーツ交換作業は自分でやったので0円
電源ユニット等の交換は不要だったので0円
今回のアップグレードにかかった費用の合計はなんと、28,762円でした。

・・・ハイ、私は敏腕ディーラ マイク・〇ルーア氏にはなれないようです。

ただここまではスコアレベルのお話。実際に体験してみなきゃね!
というわけで、早速今回問題になったFF16をプレイします。

結果から言うと、雲泥の差。
ゲームのプリセットで搭載されているパーツで最適化をかけてみたんですが、まさかのプリセット「高」が選ばれました。
元々が「低」だったんで、「中」くらいにあがって、チマチマした所を弄ればいいか、と考えていたので、いい方向に裏切られてしまいました。
ゲームプレイ自体も全く問題ないレベルで、非常に快適!気づいたら2時間ほど検証してました。ええ、検証です。遊んでた訳ではありません。ストーリをどっぷり楽しんでいたわけでもありません。検証です。いいね?(圧
何かの書籍で「性能差は数値で3割あがれば体感できる」って書いてありましたが、6割違えばそりゃあ感動品質なのも納得でしょう。

総評:アップグレード大成功
数年ぶりのグラボ交換ということで、ある程度は期待して待っていましたが、結果は期待を軽々と超えてくれました。マイニングリスクとか、色々ハマリそうなポイントはありましたが、やっぱり事前にゆっくりしっかり調査したのが効きましたね。

あとね、今回の一連の作業を全否定するかもしれませんが、
ゲームしたいだけなら、素直にPS5を買いましょう。うん。
今回購入したグラフィックボードだけで3万円、新品で上位クラスに手を出せば10万円を軽く超えてくるのがゲーミングPCの世界。初期投資としてはコスパは良くありません。
ただ、パソコンでしか出来ないゲームがあるんだ!という鉄腕ゲーマーマニアな方や、パソコンでゲームをするのが面白いんだ!という何か別のモノに目覚めちゃった方なら、間違いなく楽しめる世界です。何より得られる知識量ハンパじゃないし。

これから先年末年始のセールも予定されているでしょうし、沼に片足突っ込むなら悪くないタイミングかと思います。
まぁそのあと春休みまでかけて、どっぷり引きずり込まれても責任は取れませんが。

頭のネジが飛んだ変態SEライフをもっとご覧になりたい方は、次回も本ブログをお楽しみください!
ではまた!





2025年12月16日火曜日

PCでゲームを快適に遊びたい!3万円でグラボを買ってアップデートを目指す!(前編)

どうも皆様ぐーてんもるげん。そしてメリークリスマス!
相変わらずなガジェットライフを満喫している私です。

今回のネタはメインマシンのアップグレード。具体的にはグラフィックボードの交換。
きっかけはまぁ、FF16がプレイ出来なかったから。
色々と右往左往したので、せっかくならと記事にすることにした訳ですね。ハイ。

 FF16、ネットユーザな皆様にはもはや説明するのも釈迦に説法と言わんばかりのビッグタイトル。
 そう、ファイナルファンタジーの最新作ですな。最新作って言っても発売は2年以上前なんですが。
 当時の開発会社の出来うる事を全部やろう!をコンセプトに「ファイナル」の冠をつけたタイトルであることは超有名。
 そんでもって、プレイ環境に要求するスペックの高さも超有名。2年前で推奨GeForce RTX2060ってまぁまぁじゃないですか。
 しかも最高画質でプレイしようと思ったら、4060クラスが必要という話もあったり。。。2年前で、ですよ?凄くないです?
対して我が家のメインマシンは1660のVRAM6GB。快適にプレイ出来ないのは当然で、起動出来ただけでも褒められるレベル。
 

おかげさまで、我が家のPC環境はゲーミングPCとして文字通り「ファイナル」を迎えたわけです。

グラボを買うぜ!
 予算は3万!出せても4万!
 ゲーミングPCライフを送られている百戦錬磨の猛者の皆様からすれば、「気が狂ってる」「馬鹿じゃね?」「自殺行為」「予算をドブに捨てる気か?」と言われそうな金額設定ですね。

ええ、わかってるんです。わかってるんですが、万年貧乏子持ちリーマンにはこれが限界。
 

 この金額で手が出るとしたら、中古のRTX2060、RTX3060あたり。新品は論外でしょう。
中古RTX2060を選択した場合、余剰予算を別のアップグレードに回して、ということも可能になってきます。
 しかし、今の環境はIntel第10世代Corei5にメモリ32GBという構成。余った予算1万そこそこのアップグレードで環境が改善出来るとは思えません。
 

 以上の理由から、RTX3060のVRAM多めモデルにターゲットを絞り込みます。
 今回はRTX STRIXのようなオーバークロックモデルは避け、敢えて標準クロックモデルに絞ることにしました。理由は予算の兼ね合いもあったんですが、ズバリ「マイニングリスクの回避」。

ご存じの通りRTX3060が出たころは、マイニングが超絶盛んだった時期で、あまりのマイニング特需でゲーミンググラボが品薄になる事態に陥ったのは、皆さんも記憶にあるかも知れません。
 マイニングを専門にされる方は効率を最優先するため、標準モデルなどは基本的に選ばれず、より高性能なオーバークロックモデルを選ばれていた筈。
 裏を返せば「標準クロックモデルの中古であれば、マイニングで酷使した筐体を避けられるんじゃないか?」と考えたわけです。
 

 加えて今回は、「信頼できるショップ中古」に限定。コストを抑えるだけなら、普段ならヤフオクやらで物色するんですが、如何せん安い買い物じゃない。なので保証は最低でも1週間、可能なら1か月保証がついているものをチョイスすることにしました。保証が1か月あれば年末年始の休みを使って、徹底的に検証出来るし。

まとめると
・予算は3~4万
・RTX3060 VRAM6GB以上
・マイニングで酷使された品を避けるため、標準クロックモデルに限定
・保証付きショップ中古に限定。保証は最低でも1週間、可能なら1か月
こんな感じですかね。
 

 しかも探し始めたのは年末年始の賞与商戦の真っ最中!最新式グラボに買い替えたユーザが既存のグラボをリリースしやすい今なら、良品が思いがけない価格でぽろっと出てきても不思議じゃありません。夢が広がるわー!

で、探したらですね、あったんですねコレが。
GAINWARD GeForce RTX 3060 GHOST 12GB!
GeForce RTX3060標準クロックチップのVRAM12GBモデル!しかも1か月保証付きで。

トドメと言わんばかりに、通常価格3.2万円から週末特価で2.8万円に値下げして!
いやもう、、決まりでしょ。と思って「た」んです。アレを見つけるまでは。

年末の(特売)魔物、現る
 ええ、出てきたんですよ。年末の魔物が。
 なんとRTX5060!しかも価格は4万円前半!予算をちょいとオーバーしちゃいますが、現行モデルの新品で御座います。
 ええ、中古ならではのあれやこれやのリスクがゼロ!ゼロなんですね。
 これはねー!いやーマジで悩みました!遂に俺も最新式GPU買っちゃう?ねぇ?みたいな。
 最終的に決定打になったのは、搭載VRAM容量。5060なんですが、これねー、搭載VRAMが8GBだったんです。対抗馬だった中古の3060は12GB、1万円以上高いのに4GBも減っちゃう。これは痛い。というか、GPUが最新化するよりもVRAM容量の方が快適プレイに効きそうじゃない?実際バイオとかやってても、設定画面でVRAM容量が足りなくて画質諦めるシーン多かったし。

というわけで、もう迷いはなくなりました!
元気いっぱいに中古のGeForce RTX 3060 VRAM12GBをポチッたわけで御座います。

次回予告

本土のパーツショップを出発し、一路筆者のもとへと向かうグラボ。
年末休暇を迎えた筆者は、グラボに動作試験とベンチマークを用いた耐久試験を強いる。

次回

PCでゲームを快適に遊びたい!3万円でグラボを買ってアップデートを目指す!(後編)

検証の果てに

 

PS.予告画像はGeminiさんに作っていただきました。気に入ったので採用! 

2025年11月27日木曜日

【4K/2K】DisplayPort→HDMI変換で失敗したくない!カギはHDCP2.2対応だった!

 どうも皆様ぐーてんもるげん。最近ブログ書きまくってるなーとか思ってる私です。
 あのねぇ、こんなにネタになることが転がってるのか?どんだけエキサイティングぅ~なSEライフ送ってんのかこいつは?と思われるかもしれませんがね、ええ、転がっているんでございますよ。悲しいことに。
 ハイ、というわけで今回のネタはDisplayPortからHDMIへの変換。先に言っとくと今回はひっどいことになる前にブレーキをかけれたんですが、説得にまぁまぁ苦労したんですわ。ええ。


事の発端はモニタの端子
 以前何かでネタにしたかもしれませんが、ワタクシこれでもSE的なお仕事させてもらってます。んで今回、Windows11の端末を買ったんですが、モニタはユーザが所有する現地のものを流用する計画だったんですね。

 ところがここで問題発生、買った端末はDP端子しかないのに、現地のモニタにはD-SUB、DVI、HDMIしかない。そうですね、繋がらないんですね。じゃあ変換アダプタを買って来よう!となったんですが、安いはエライ理論な方あるあるな、ショップに並んでいる中で一番安い、てか超絶安いパッシブタイプのを買ってきそうになったんで

「いやいや!映るかも知れませんがまともに使えないですって!?」

ってお話したら

「はぁ?DP端子とHDIMI端子だろ?端子の形は合ってるんだから使えるだろ?」

となってしまい、お話にならない。

 最終的に「何でこっちの高い方買うねん。安い方でいいんじゃねぇのか」とぶつぶつ言われながらも見事トラブルを回避することに成功したんですが、パッシブタイプとアクティブタイプの説明にかなりの労力を割くことになったわけです。

 てかさぁ、端末の出力端子とモニタの入力端子くらい、調べとこうや!


DP信号とHDMI信号は異なる

 今回の話を進めるにあたり、DisplayPort端子でやり取りするDP信号と、HDMI信号には大きな違いがあるんだってところから説明しなきゃなりません。

 HDMI(TMDS方式)は、映像データを送るための信号ラインと、別に映像データを送る「速度」を定める専用のクロック信号ラインで構成されています。
 映像信号はクロック信号ラインで定められた速度で、送信元から送信先に送られるわけです。

 例えて言えば、運行ダイヤが組まれている電車のようなイメージでしょうか。電車の乗客をデータとした場合、電車は運行ダイヤ(クロック信号)に準じ、正確に乗客を次の駅へ運行しますよね。駅のホームも運行ダイヤがあるから、次の電車が入ってきて乗客が降りる時間を正確に予測することが出来ます。それに近い感じです。

 なので、品質が粗悪なHDMIケーブルを使ったりすると、クロック信号で定められた速度で正しくデータを伝送することが出来なくなってしまい、結果的に接続不良や映像の乱れの原因になったりするんですな。

 対してDisplayPortの場合、映像データの信号ラインとクロック信号ラインが分かれているHDMIのTMDS方式と異なり、各データパケット(小さいデータのかたまり)にクロック情報が埋め込まれた状態でデータのやり取りを行います。

 これをマイクロパケット方式といいます。

 こちらは例えて言うなら宅配便。やり取りする荷物(データパケット)に到着予定日(クロック情報)がくっついているので、大きい荷物は配送に時間がかかるけど、小さい荷物だったら短い時間で配送する、といったような柔軟な対応が可能になります。結果としてHDMIと比較してより効率の良い高速なデータ転送が可能になるわけです。


DP信号はそのままHDMI接続には使えない
 ここまでで「DP信号とHDMI信号って全然別物じゃねぇかよ!」というのが分かってもらえたでしょうか。

 DP信号はHDMI信号のようにクロック信号の専用ラインを持っていません。なので、DP信号をHDMI接続したい場合、

・データパケットに含まれるクロック情報を抽出
・データ信号ラインと別にクロック信号ラインを構築
・取り出した映像データとクロック信号をそれぞれ専用ラインで転送する

という、かなりややこしい処理を行わないと実現出来ません。
この一連の変換処理のことを「アクティブ変換」と呼びます。

 今回紹介した例とは逆にHDMI信号をDP接続したい場合、まったく逆のプロセスを踏む必要がありますが、アクティブ変換を行うプロセッサには処理の可逆性は基本的に持っていません。DPからHDMIの変換アダプタを使って、HDMIからDPへの変換を試しても映らないのはこのためなんです。

 アクティブ変換と対をなすのが、上のお話でも登場したパッシブ変換になります。

 パッシブ変換はアクティブ変換とは異なり、データ信号の変換処理を実施しません。DP信号が持つ「DP++(デュアルモード)機能」を使用することで、HDMI信号を「限定的に」利用する方法になります。

 限定的に、と書かれてピンと来た方もいらっしゃるかも知れませんが、このモード、HDMIの規格をフル活用することは出来ません。
 というのも、DP++は本来旧型の規格に準じたHDMI機器やDVI機器など、古い機器をどうにか動かすための救済措置的な機能として搭載されたもので、最近出てきている2Kモニタのような高性能モニタで常用することを目的としたものじゃないからなんですね。パッシブ変換でも問題にならないのはFullHD以上の解像度も、HDCPの対応のいずれも必要がないパターン。せいぜい、外出先でノートPCにモバイルディスプレイをつないで一時しのぎで使いたい、とかその程度のものだと思ったほうがいいです。それでもアクティブ変換を使ったほうがいいでしょうけど。


最近出てきているType-C接続も実は・・・
 最近、ノートPCや極小PCに搭載されているUSB Type-Cでの映像出力機能ですが、実はこれ、中身はDP接続と同じマイクロパケット方式で動いてます。

 Type-Cポートにディスプレイが接続されると、内部でDP Altモード(DisplayPortAlternateModeの略) にモードが切り替わり、Type-Cのデータラインの一部がDPのマイクロパケット信号を出力するために割り当てられます。こうすることで、ディスプレイから電源供給を受けつつ、またはディスプレイに端末から電源を供給しつつ、ディスプレイに映像が表示できる、というわけです。

 なので、TypeCからHDMIに変換したい場合もDPからHDMIに変換したい場合と同じく、Type-Cアダプタの場合であっても、アクティブ変換の機能を持ったアダプタが必要になってきます。


DP→D-SUBの変換はデメリットしかない
 最近たまによく見るこの方式なんですが、もうね最悪です。見えてる地雷だと言っていいと思います。DPはデジタルデータとして映像信号を扱うのに、D-SUBはアナログ信号で映像を扱うんですから!

 なので、DPからD-SUBへの変換をする場合、DPの0と1で構成されているデジタルデータを、アナログの波形データに変換しなきゃなりません。当然ながら欠損する情報は出てくるし、いい加減に補完されたデータも出てきます。
 トドメにアナログ信号にはデジタル信号と違ってエラー訂正の機能がありません。
 これらが結果としてゴーストやノイズ、色のにじみといった形で「うん?なんか表示が汚ぇぞい?」となって表面化するわけで、「んだよ!ゴージャスな金額のゴージャスなモニタ買ったのに全然汚ぇじゃねぇか!このゴミが!!ファ〇ク!」となるわけです。もちろん高性能なコンバータを使用すればこの問題はある程度軽減することは出来ますが、高性能なコンバータは当然のごとく超高級コンバータなので、思いっきりコストに跳ね返ってきます。しかも、どこまで行っても変換ナシでDPをモニタに直結する構成には解像度も安定性も届きません。ぶっちゃけ、コンバータに投資する金額でモニタ買いなおしちゃったほうがいいってわけです。D-SUBしかないモニタなんて、そこまで新しいモデルじゃないでしょうし。

 この方式、某メーカ製PCを買うとオマケだよと言わんばかりにDP→D-SUB変換アダプタ入れてくるんですが、正直言ってこんなもん付けるくらいなら、D-SUBポート残すか、せめてDPからDVIの変換アダプタにしてくれよ!と思いますな。マジで。
 DPからDVIの変換なら先に紹介したパッシブ変換が効くので、アナログ変換より遥かにマシですもの。


DP→HDMI変換アダプタを選ぶポイントは、ズバリHDCPの対応規格
 ここまでで「安いDP変換アダプタは地雷」というのはわかってもらえたと思います。
 が、世の中には如何にも「オレ?アクティブ変換だしぃ」みたいな顔した、立派なパッケージに入った、立派な価格が定価なんだけど、セール品で滅茶苦茶安くなってるんだぜ!みたいな、本当にどうしようもないクソみたいなパッシブ変換アダプタが存在します

 ええ、どこのマーケットで売られてるか知りませんけどね。どこのマーケットでしょうねぇ。ねぇ。

 売る側も売る側で、パッシブ変換っすよ!ってことを明記したがりません。たまに明記してる、非常にユーザビリティな製品も存在します。こういうメーカの製品は総じて他の製品も品質が高く、信頼性に足ることが多いです。
 じゃあどこで見分けるのか。タイトルにも書いたHDCPの規格になります。

 結論から言うと、「HDCP2.2対応」と書かれてるアダプタを買えばOKです!
 というのも、先に紹介したパッシブ変換で用いられるDP++の方式では、HDCP2.2の要件である「4K 60Hz」を満たす出力規格を出すことが出来ません。裏を返せば、HDCP2.2対応と書かれているということは、DP++を使用しない、アクティブ変換タイプのアダプタだ!と判断出来るんですね。

 さらにさらに嫌らしい商品になると「HDCP対応!」としか書いてないようなのがあります。重要なのは2.2に対応できているかどうかなので、そこのところお間違えの無いように!さっきの価格の件と言い、こういうミスリードを誘う製品、絶滅すればいいのに。。。

それでは、皆様も快適なデジタルガジェットライフを!

ではまた!


2025年11月20日木曜日

意味不明なエラー?それってゾーン識別子かも!仕組みと解除方法をまとめて紹介

 どうも皆様ぐーてんもるげん!今回のネタはPowerShellとゾーン識別子。

  以前からちょくちょく同じ問題でダウンロードしたり他端末から持ってきたファイルがうまく開けず、無駄にドツボに入ったケースがあったんですが、最近ちと増えてきたのでネタになるかな?と思い投稿。
 コマンド関連の記述も出てくるので、眠くなりたい!夜しか眠れない!とお嘆きの方にもお勧めです!w


ゾーン識別子とは?
 この話題を進めるには先ず「ゾーン識別子って何?」「何でゾーン識別子なんてもんがあるの?」という所から説明させて頂く必要があるでしょう。
 パソコン内に保存されているファイルのうち、他のパソコンやインターネットから入手したファイルには、残念ながら悪意を持ったユーザにより作成された、プログラムやファイルが存在します。
 パソコンの利用者がパソコン内に元来保存されていないファイルではない、ということを認識せずにプログラムを実行したり、ファイルを開いたりしてしまうと、パソコンの環境に深刻な悪影響を及ぼす危険性があるんですな。
 しかもパソコン内にもともと保存されていたファイルなのか、外部から持ち込まれたファイルなのかはパッと見判断するのがとても難しい!

そ・こ・で!「ゾーン識別子」の出番というわけです。
 ゾーン識別子によりパソコン外から持ち込まれたファイルに対し

「これはパソコン内に元々から保存されてたファイルじゃないっすよー!もしかするとパソコンに良くないファイルかも知れないっすよー!」

という「目印」をつけるだけでなく、プログラムの動作やファイルを開く際に制約を設けることで、ユーザがよりパソコンをより安全に使用出来るようにする!ってわけです。素晴らしい!


ゾーン識別子が悪さをするケースも
 先の説明をご覧いただければ「何だ!ゾーン識別子とやらは超絶重要じゃないか!」ということがご理解頂けたと思うんですが、残念ながら便利な機能は万全に働く訳じゃないってのが世の常。
 というのも、ゾーン識別子は外部から持ち込まれたファイルに対して問答無用でくっつくので、例えば会社内でやりとりしているファイルや大学内で教授から渡されたファイルやネットワークドライブからダウンロードしたファイルを開こうとした場合、うえで説明した通り

「このファイルは安全じゃないかも知れないから実行させないぜ!」

となり、特にExcelとかで複雑なマクロが組まれていた場合、一見意味不明なエラーメッセージがばーん!と表示され「んだよ!!ファイルが開かねぇじゃねぇか!」となり「これじゃあ締め切りまでに間に合わないわ!」となるんですな。
 極めつけなのがこのゾーン識別子に関するエラー、「このファイルはゾーン識別子がついてるからちゃんと動かないかもしれないよー?」的ユーザフレンドリーなエラーが返ることはほぼなく、大抵の場合トンチンカンなエラーメッセージを出しくさりやがります。
 これのせいで「パソコンが壊れた!?」「ファイルがおかしい!?」となり、解決まで莫大な時間を要するという最悪なシナリオを辿ることになるわけです。結果として、ゾーン識別子自体は優秀な機能なのに「ゾーン識別子のせいで酷ぇ目にあったぜ!「ゾーン識別子うっざ!」となるわけです。
このあたり、マイクロソフト側も何かしらやりようはなかったんかなーとは思いますけどね。

じゃあ解除してやろうじゃないか、ゾーン識別子とやらを
 ここまで読んでもらって「ゾーン識別子は超絶重要な機能だけど、解除するのが難しそう」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫!ゾーン識別子の解除方法はとっても簡単!
 対象ファイルを右クリックし「プロパティ」を選んで、「セキュリティ」の欄にある「許可する」にチェックを入れてOKボタンを押す、たったこれだけ!

 これで元々パソコンに保存されていたファイルと同じように扱うことが出来る様になります。
 注意していただきたいのは、ここで解除するのはファイルそのもののゾーン識別子「のみ」ってこと。ExcelやWord等のファイルの場合、ゾーン識別子とは別に「外部から入手されたファイル」であることを認識する機能があり、ファイルを開いた際に読み取り専用で開くように制限を設けられています。これについては別途解除を行う必要がありますが、異常でも何でもないのでご安心を。

まとめて解除するにはどうすれば

 これでもうゾーン識別子のトラブルも怖くない!と満足されたかも知れませんが、残念ながらここまでではまだサイバイマンレベル。Z戦士には程遠いです。せいぜいピッコロやクリリンに返り討ちにされるのがいいところです。
もう一歩踏み込んでみましょう。

ずばり「複数ファイルがあった場合はどうするのか?」
 ネットワークドライブなんかからファイルをフォルダ単位でダウンロードした場合、ゾーン識別子を解除するファイルはとんでもない数になることも珍しくありません。10~20個程度ならチマチマ右クリックして解除で何とかなるかも知れませんが、100個近くなるとそうもいきません。更にサブディレクトリ(フォルダの中にさらにフォルダ)やサブのサブディレクトリなんて構成になったら発狂もの。
 ここでPowerShellの出番というわけです。
手順としては

1.PowerShellを管理者で開く

Windows PowerShell
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

新機能と改善のために最新の PowerShell をインストールしてください!https://aka.ms/PSWindows

PS C:\Users\hoge>


2.CDコマンドを使って、作業フォルダをゾーン識別子を解除したいフォルダに移動
Windows PowerShell
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

新機能と改善のために最新の PowerShell をインストールしてください!https://aka.ms/PSWindows

PS C:\Users\hoge> cd c:\targetdir
PS C:\TargetDir>


3.「Get-ChildItem -Recurse -File | Unblock-File 」と入力してエンター。
Windows PowerShell
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

新機能と改善のために最新の PowerShell をインストールしてください!https://aka.ms/PSWindows

PS C:\Users\hoge> cd c:\targetdir
PS C:\TargetDir> Get-ChildItem -Recurse -File | Unblock-File


これでOK!
 パソコンに慣れてらっしゃらない方だと「げぇ!?」と思われるかも知れませんが、習得する価値は間違いなくあります!
 習得すれば社内や大学でPCに疎い方がゾーン識別子でパニックになったところにアナタがさっそうと現れ、不思議なコマンドでサクッとトラブルを解決して評価ぶち上がり!になり、より明るいキャンパスライフが、社会人ライフが始まるかも知れません!多分きっと恐らく!w

コマンドを自動実行する方法を考えてみる

 PowerShellを使ってコマンドを打ち込むのは大変かっこよろしいのですが、ぶっちゃけ面倒!加えてミスタイプの危険が伴います。
こういう「たまにしょっちゅう使う」コマンドはスクリプト化しちゃいましょう。
ソースコードはこちら
# ----------------------------------------------------------------------
# ゾーン識別子一括クリアスクリプト (PowerShell単体での管理者昇格機能付き)
#
# このスクリプトは、実行前に管理者権限をチェックし、権限がなければ
# 自分自身を自動的に管理者権限で再起動(昇格)します。
# ----------------------------------------------------------------------

# ======================================================================
# 1. 管理者権限チェックと自己昇格ロジック
# ======================================================================

# 実行中のユーザーが管理者権限で昇格されているかを確認
if (-not ([Security.Principal.WindowsPrincipal][Security.Principal.WindowsIdentity]::GetCurrent()).IsInRole([Security.Principal.WindowsBuiltInRole]::Administrator)) {

# 昇格されていない場合、自分自身を管理者権限で再実行する
$ScriptPath = $MyInvocation.MyCommand.Definition

# PowerShellの実行コマンドを生成
# Start-Processで管理者権限(-Verb RunAs)を指定して再起動
Write-Host "管理者権限が必要です。UACプロンプトが表示されますので、「はい」を選択してください。" -ForegroundColor Yellow

Start-Process -FilePath "powershell.exe" -ArgumentList "-ExecutionPolicy Bypass", "-File", "`"$ScriptPath`"" -Verb RunAs

# 元のセッションを終了
exit 0
}

# 管理者権限が確保された後の処理

# ======================================================================
# 2. 初期設定
# ======================================================================

# 処理対象ディレクトリ ($PSScriptRoot: このスクリプトが存在するパス)
$TargetDirectory = $PSScriptRoot

# ログファイルパスを定義 (例: Unblock_20251119_171500.log)
$Timestamp = Get-Date -Format "yyyyMMdd_HHmmss"
$LogFilePath = Join-Path -Path $TargetDirectory -ChildPath "Unblock_Log_$Timestamp.log"

# ======================================================================
# 3. 処理継続に対する最終確認
# ======================================================================

Write-Warning ("処理対象ディレクトリ: " + $TargetDirectory)
Write-Warning "この処理はゾーン識別子を完全に削除し、もとに戻すことは出来ません。"
Write-Warning "処理結果は以下のログファイルに出力されます: $($LogFilePath)"
Write-Host ""

$Confirmation = Read-Host -Prompt "本当に実行しますか? (Y/N)"

# ======================================================================
# 4. 分岐処理と実行
# ======================================================================

# 入力が 'Y' または 'y' の場合にのみ処理を続行する
if ($Confirmation -eq 'Y') {
# 続行する場合の処理

# ログファイルのヘッダーを書き込みます
$LogHeader = @"
# ゾーン識別子クリアログ
# 実行日時: $(Get-Date)
# 対象ディレクトリ: $TargetDirectory
# ----------------------------------------------------------------------
"@
$LogHeader | Out-File -FilePath $LogFilePath -Encoding UTF8

Write-Host "[OK] ゾーン識別子解除処理を開始します... (処理中は画面表示が流れます)" -ForegroundColor Green

# Get-ChildItemでファイルを取得し、ForEach-Objectで個別に処理
# 注意: UAC昇格後のプロセスでは、カレントディレクトリがC:\Windows\System32になる場合があるため、
# $TargetDirectory (=$PSScriptRoot) を明示的に指定することが重要です。
$Files = Get-ChildItem -Path $TargetDirectory -Recurse -File

$Files | ForEach-Object {
$file = $_
$LogEntry = ""

# 画面に進捗を表示 (環境依存の少ない DarkGray を使用)
Write-Host "処理中: $($file.FullName)" -ForegroundColor DarkGray

try {
# Unblock-Fileを実行。エラー発生時にcatchブロックに制御を渡す
Unblock-File -Path $file.FullName -ErrorAction Stop

# 成功時のログエントリー
$LogEntry = "$(Get-Date -Format 'HH:mm:ss') [SUCCESS] : $($file.FullName)"
}
catch {
# 失敗時のログエントリー (アクセス拒否など)
$ErrorMessage = $_.Exception.Message.Replace("`n", " ").Replace("`r", "")
$LogEntry = "$(Get-Date -Format 'HH:mm:ss') [ERROR] : $($file.FullName) - $ErrorMessage"
}

# ログファイルに追記
Add-Content -Path $LogFilePath -Value $LogEntry -Encoding UTF8
}

Write-Host "----------------------------------------------------------------------"
Write-Host "[完了] ゾーン識別子解除処理が完了しました。" -ForegroundColor Green
Write-Host "ログファイル: $($LogFilePath)" -ForegroundColor Green
Write-Host "----------------------------------------------------------------------"

# 完了後、ウィンドウを閉じないようにユーザー入力を待つ
Read-Host -Prompt "処理が完了しました。ウィンドウを閉じるには何かキーを押してください" | Out-Null

} else {
# 続行しない場合の処理
Write-Host "[中止] ユーザーの入力により処理が中止されました。" -ForegroundColor Red
# 完了後、ウィンドウを閉じないようにユーザー入力を待つ
Read-Host -Prompt "中止しました。ウィンドウを閉じるには何かキーを押してください" | Out-Null
}


 上のソースコードを全部メモ帳にコピーして、「UnblockFileAuto.ps1」みたいな名前で保存すればOK!
 使い方はゾーン識別子を解除したいファイルのあるフォルダにスクリプトファイルをコピペして、右クリックから「PowerShellとして実行」を選べばOK!
 コマンドの入力ミスも減らますし、そこまでパソコンに詳しくない方にお渡しして

「ボクがいないときに同じことで困ったら、コレを使って」
「このファイルを見たら、俺を思い出してくれないか」

なんてことも出来ちゃいますな。

 スクリプトを使う、配布する上で大事なのは「理解してから使う」こと。
 自動化できるぜひゃっはー!で乱用していると、エラーになったときに本気で困り果てることになります。記載されているコマンドやコメントを頼りに、何の目的でどういう意図があってこのコマンドが書かれているのか、ある程度分かったうえで使わないと、どえらいことになりますので注意をば。
 ここまで行ったあなたはもうZ戦士どころじゃありません、超サイヤ人クラス!クウラだって易々と返り討ちに出来ちゃいます!素晴らしい!職場での評価も天井知らずなこと請け合いです!!
 真面目な話、会社内などリテラシーレベルが一定でない組織の場合、こういうスクリプトは本気で役に立ちますよ。
 ちなみに、管理者権限なしで実行しちゃったときのために、実行権限を自己昇格する機能が搭載されてます。これで「管理者で実行するの忘れてエラーが大量に出たぜ!」なんて事態も回避出来ますよ。


皆様も良きパソコンライフを!

ではまた!! 

2025年11月14日金曜日

使い慣れたVICSとオーディオ環境は捨てたくない!激安タブレットと従来型ナビの併用で最強ハイブリットナビを目指す

 どうも皆様ぐーてんもるげん。今回のネタはずばり「カーナビ問題」

 私が今メインで愛用しているのはKenwoodのMDV-Z904(ちょいと古い機種)なんですが、カーナビの地図更新が出来なくなってしまいました。

んで、激安タブレットでGoogleMapを導入して、何とかそこまでコストをかけずにうまいこと解決できないかなー、と色々やってみたお話になります。試験運用含め1か月ほど使ってみたので、インプレッション期間としては十分かなと思い、記事にまとめてみました。ハイ。

自宅であまり使っていない古いタブレットが眠っているんだけど・・・みたいな方には結構参考になるんじゃないかな。


地図更新サポート終了という悲しい「現実」

 上でも書いた通り、古いカーナビを使ってて無視できないのが「地図更新のサポート期間」。

 我がZ904も例に漏れず、公式から地図データの入手が出来なくなっちゃいました。

 ただ、地図更新が出来ない事以外は全く困ってないんですよねこれが。新しい道や目的地を目指すとき以外は基本的に使えるし、ビミョーにぶっ壊れ気味なら「おっしゃいっちょ買い替えちゃうか!」と踏ん切りがつくもんなんですが、困ったことに?今のところ気になるやばそうな不具合は見当たらないんですよね。

 要は地図が更新できない以外は、何一つ機能的な不満はないわけです。


何故ピュアなAndroidナビを導入しないのか?

 地図更新不要なナビといえば、賢明な方ならご存じGoogleMapを基幹としたAndroidナビ。当然ながら私も導入を検討したんですが、国内メーカ製のナビがない。

 いや、厳密にいえばあるんですが、すべてAndroidAutoをベースとしたもので、ピュアなAndroidナビではない。要はAndroidAutoに接続するスマホなりタブレットがないと役に立たないんですな。

 海外に目を向ければいくつか商品はヒットするんですが、「大丈夫かいな?」と言いたくなるような日本語のサイトを持ってるようなメーカだったり。

 使うとなればスマホをテザリングするなり、自身のGoogleアカウントでログインするなりするわけで、正直ちと怖い。

 何より総じてAndroidのバージョンが古い。ベースになっているものは殆どがAndroid10程度で、公式サポートは2022年に終わってます

なので、いつGooglePlayが使えなくなるかわかったもんじゃない


そんでもって、「本当に使えるんかいな」という懐疑的な印象も払拭できないし、それに数万円投資する気にもなれないわけですわ。



捨てられない従来型ナビの「強み」 

 やっぱりというか、操作性の一択に尽きるかと思いますね。運転中に使用することを想定しているだけあって、GUIは徹底的に作りこまれてます。

 こういう日常使いするものは、操作系が変わると覚え直して慣れるまで、絶大なストレス貯金箱と化します。今まで当たり前に押していたところにボタンがないとか、メニューの構成が違うとか、ボリューム操作しようとして曲スキップしちゃうとか、地図見てたのに大音量になったりすると「あーー!?あ゛ーーー!(怒」となるわけですね。ハイ。

 Kenwoodがモデルチェンジを繰り返しても、物理キーの基本的な配置やメニューの構成を大きく変えてこないあたり、非常によくわかってらっしゃるという印象を受けますな。

 加えて、従来型カーナビならVICS(道路交通情報通信システム)の恩恵を受けることが出来ます。コレ、結構馬鹿にできないもので、道路の工事状況はもちろん、事故発生の状況等もリアルタイムで反映し、必要であればリルートを行ってくれるんですが、実に使える。実際、遠方出張時に天候が崩れ、通る予定だった橋が水位上昇により通行不可能になったことがあったんですが、その情報を受信し、適切にリルート処理を行ってくれたおかげで事なきを得たことがあります。

勿論Yahooカーナビなど、一部のナビアプリには類似した機能を内在しているものはありますが、リアルタイム性ではVICSに遠く及びません。


従来型ナビ+GoogleMapを併用した「ハイブリット方式」

 そこで私は考えました。GoogleMapと従来型ナビの良い所取りをしたらいいんじゃないかな、と。

 具体的には壊しても大してへこたれない、激安Androidタブレットをナビとして車載して使用したらいいんじゃないか?で、いったことのないところに行くときは従来型ナビとGoogleMapの両方に目的地を登録し、両方でナビをさせたらどうだろう。通信に関しては事前にGoogleMapをダウンロードしておけば、スマホとのテザリング接続でも必要十分な速度とレスポンスは得られるんじゃなかろうか、と考えたわけです。


サブナビ用激安タブレットを探す

 車内というのは言うまでもなく家電品にとって過酷な環境。使用しないときや駐車するときは直射日光を避ける対策はするにしても、やはりダメージは避けられません。今回メインで使用するのはGoogleMapとアプリが数点程度、要はそこまで高性能である必要は無いわけです。短期間で故障する可能性も加味すれば、新品に固執する必要もない。というわけで、安価だけどメモリとストレージがそれなりにあって、GoogleMapさえサクサク動けばあとはどーでもいいや、な観点で中古Androidタブレットを探すことにしました。


選ばれたのは「Lenovo TB-8506F」でした

スペックはこんな感じ。

・発売:2021年

・画面サイズ:8インチ

・メモリ:3GB

・ストレージ:32GB

・microSD:対応

・AnTuTuスコア:総合10万点前後、GPUスコア6,000点未満


 ハイ、ぶっちゃけ今主力にするなら明らかに性能不足感が否めませんし、絶対におススメ出来ません。ゲームとかやったら軽く怒りを覚えるレベルでもたつく仕様なんですが、いいんです!GoogleMapとGeminiしか使わないんだから!!何より安いし。

 画面サイズは8インチとちょっと小ぶり。試験的に手持ちの10インチタブレットをつけてみたら思いのほか見やすかったので、何とか同程度のサイズのものにしたかったんですが、いかんせん高い。んじゃもうこれでいいか、となりました。


ハイブリット運用を試してみる

 熊本旅行に行く機会があったので、さっそくハイブリット運用を試してみました。スケジュールぐだぐだで同行者無しのぼっち旅行だったんで、何かあっても気にならないので。

使用方法は先にも書いた通り、従来型ナビとGoogleMapを併用する作戦で行きます。で、明らかに新しい道をGoogleMapが案内しようとしたときはそちらに従い、それ以外は従来型ナビの案内に準じるという方法。

 ただし、交通情報によりリルートを行った案内が従来型ナビから入った場合、そっちに運用を切り替えることにしました。先にも書いた通り、従来型ナビのリルートは大抵道路事情に起因するものなので、無視しないほうがいいかなと。


 結論から申し上げるとですね、えっとね、全然使える!想像の数倍使えます。

 従来型ナビで案内出来ない、登録されていない店舗や建物、場所に行く場合、GoogleMapで検索して出た結果を参考に「あー、近くにセブンがあるな。こいつの場所をカーナビ側で検索して目的地を微調整すれば・・・」ってな感じで従来型ナビに場所を指定する、って使い方をしたんですが、これが思いのほか便利。


 せっかくならばとGooglePlayからアプリを追加して、さらに便利に使えるようにしてみました。

iHighway交通情報

 NEXCO西日本が提供する道路情報提供サービスをアプリ化したもの。サービスエリアとかででっかい液晶テレビに表示されてるアレですな。

交通規制の情報や事故車の有無など、アプリ化されているのでいつでもどこからでも見れる。特に時間帯指定で交通規制がかかる場合など、事前に情報を得られるので超便利!


 目下の課題は操作がまごつくこと。これについては近日中にハンズフリーマイクとGeminiを併用して、音声操作で色々出来る環境を目指してみようかな、と思ってます。

 個人的にはGoogleとかが本気出して据え付け型のカーナビをKenwoodとかと共同開発してくれたらいいのになぁ、とか思わずにはいられませんが。

 従来型ナビのいいところは存分に生かしっつ、アプリをいれてカスタマイズが出来るとかなったら、結構楽しくありません??


皆様も良きカーライフを!ではまた!